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『マリグナント 狂暴な悪夢』の作品情報
監督・脚本 | 監督:ジェームズ・ワン 脚本:アケラ・クーパー、イングリッド・ビス、ジェームズ・ワン |
ジャンル | ホラー |
製作年 | 2021年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 1時間51分 |
補足情報 | 原題:Malignant |
『マリグナント 狂暴な悪夢』のあらすじ
マディソン(アナベル・ウォーリス)が2階の寝室で一人で寝ていると、夫のデレクが何者かに殺されるという恐ろしい悪夢を見てしまう。
心配になって1階で寝ていた夫のデレクの様子を見に行くと、そこには、夢で見た時とまったく同じ方法で殺されているデレクの姿があった。
それ以降マディソンは、夢の中で謎の男による殺人を目撃した後、現実世界でもその事件が実際に起きるという体験を繰り返していくことで、徐々に心も体も疲弊していくのだが・・・。
『マリグナント 狂暴な悪夢』のキャスト
- アナベル・ウォーリス(マディソン・ミッチェル)
- マディー・ハッソン(シドニー・レイク)
- ジョージ・ヤング(ケコア・ショウ)
- マイコール・ブリアナ・ホワイト(レジーナ・モス)
- ジェイク・アベル(デレク・ミッチェル)
- イングリッド・ビス
- マッケンナ・グレイス
『マリグナント 狂暴な悪夢』の感想・評価
夢の中で殺人事件を目撃する“悪夢体験”に悩まされる女性
ある女性が、夢の中で殺人事件を目撃するという「悪夢体験」をしたことをきっかけに、その女性の隠された過去が明らかになっていく話。
最初はエクソシストみたいな見た目の幽霊が次々と人を殺していく単なるB級ホラー映画かと思ったら、そこから伏線を散りばめたミステリー要素がちゃんとありつつ、ラストに派手なグロシーンやアクションシーンがあったりと、最後まで見ごたえたっぷりで、ただのホラー映画は見飽きたよって人にこそ見てもらいたい斬新なホラー映画(というかスリラーアクション?)だった。
ところどころになんとなくの違和感はあるんだけど、夢の中で殺人事件を目撃するというインパクトで上手く意識が削がれていたので、後半の展開に「この違和感はそういうことだったのか!」と“アハ体験”のような驚きがあって良かった。
恐さはどうかと言うと、自分はホラー映画が結構苦手なほうだけど、それでもそんなに怖くはなかった。
謎の化け物の見た目が、序盤はエクソシストや貞子っぽい幽霊なのかなと思っていたら、途中でちゃんと実体があるっぽいことがわかり、さらに真っ黒のレザーコートを着始めた時点で急に人間味が強くなったことと、プレデターを小さくしたみたいな顔をしてたので、なんか怖さよりも若干の可愛らしさや面白さの方が勝ってしまった。
細かいところを気にしたら違和感はあると思うけど、展開が二転三転して面白かったし、オシャレな演出もあってとても良かったです。