【感想・ネタバレ】映画『村の秘密』閉鎖的な小さな村に隠された秘密が徐々に明らかになっていく【★3.5】

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『村の秘密』作品情報

監督・脚本監督:アンドレアス・プロハスカ
出演者ゲアハート・リーブマン
ジーモン・ハッツル
イネス・ホンゼル
マヌエル・セフシュク
フリッツ・エッグ
ジャンルクライム、ドラマ
製作年2015年
製作国オーストリア
上映時間1時間30分
補足情報原題:Wenn du wüsstest, wie schön es hier ist

『村の秘密』あらすじ

一人の若い娘が山中の閉ざされた鉱山で死体となって発見された。
当初は、泥酔した状態で偶然にも開いていたシャフトに転落した事故死だと思われていたが、いくつか不自然な点が見つかり、殺人事件として取り扱われることとなる。
地元の警察官・ムック(ゲアハート・リーブマン)と隣国から派遣されてきた刑事(ジーモン・ハッツル)は一緒に捜査を開始するが、捜査を続けていくうちに、閉鎖的な小さな村に隠された秘密が徐々に暴かれていく。

『村の秘密』感想・ネタバレ・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (3.5)

閉鎖的な小さな村に隠された秘密が徐々に明らかになっていく


タイトルに合わせて“秘密が徐々に明らかになっていく”とか言っちゃったけど、ものすごい秘密が隠されているというわけではない。
裏で意外な組み合わせの関係が出来上がっていたとか、捜査に対して村人が結託して妨害する感じとか、よそ者に排他的なところとか、閉鎖的な村あるあるが詰め込まれた映画という印象。
なんか、どこの国でもこういうところは一緒なんだな~と感じた。

サスペンスとかミステリ―とかクライム映画というよりは、主人公の警察官・ムックの奮闘記みたいな感じ。
重厚なサスペンスものを期待している人は観ない方がいいかな。
映画の時間は90分だし、軽い感じの地味なサスペンス映画を観たい人にはおすすめ。

原題の『Wenn du wüsstest, wie schön es hier ist』直訳で「ここがどれほど美しいかを、もしあなたが知っていれば」みたいな感じっぽい。
日本語訳の『村の秘密』はちょっと大げさに訳しすぎな気もする。
タイトルをイメージしながら映画を観てしまうと、物足りなさというか、拍子抜け感は否めないと思う。