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【映画感想・レビュー】映画『Viva!公務員』なんとしてでも公務員という地位にしがみつく男による愉快なイタリアンコメディ映画

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映画『Viva!公務員』の作品情報

監督・脚本監督:ジェンナーロ・ヌンツィアンテ
脚本:ジェンナーロ・ヌンツィアンテ
出演者ケッコ・ザローネ
エレオノーラ・ジョヴァナルディ
ソニア・ベルガマスコ
マウリツィオ・ミケリ
ルドヴィカ・モドゥーニョ
アントニーノ・ブルスケッタ(ニニ・ブランチェッタ)
リノ・バンフィ
ジャンルコメディ
製作年2015年
製作国イタリア
上映時間1時間26分
補足情報原題:Quo vado?
英題:Where Am I Going?

映画『Viva!公務員』のあらすじ・内容

安定した職業である公務員になるという子供の頃からの夢を叶え、勤続15年を迎えた独身のケッコ(ケッコ・ザローネ)。
しかしある日、政府からの要請により公務員が削減されることとなり、そのリストラの対象としてケッコが選ばれてしまう。
僻地への異動か退職かを迫られ、リストラ対象者の多くが退職を選ぶ中、ケッコは僻地への異動を選択する。
なんとしてでもケッコを退職に追い込みたいリストラ担当者は、誰も行きたがらない僻地への移動を命じ続けるが、それにも負けずに公務員の地位にしがみつくケッコ。
ついには、北極圏へと左遷されてしまい、寒さが苦手なケッコは心が折れそうになってしまうが・・・。

映画『Viva!公務員』の感想・レビュー・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (4.5)

なんとしてでも公務員という地位にしがみつく男による愉快なイタリアンコメディ映画


日本人がイメージするイタリア人の陽気さ、愉快さを思う存分に楽しめる最高のコメディ映画。
映画全体を通して、主人公であるケッコも雰囲気も音楽もずっと明るく楽しくて、笑いどころも盛り上がりどころもたくさんあって、最後まで面白い。

ストレートな面白さと言うよりは、海外で言ったらミスタービーンとか、日本のお笑いで言ったらアンジャッシュとか東京03みたいな感じの面白さのような気がする。

主人公のケッコは「公務員最高!」「イタリア人最高!」って感じで、差別的な言動も多いけど、皮肉めいたシュールなギャグでコミカルに変えているので重さはなくなっている。

単純な面白さ以外にも見どころはたくさんあって、ケッコが、僻地への転勤での出会いや経験を通して、新しい自分の一面や違う価値観が生まれたりして、人間として成長していく様子もこの映画の醍醐味として楽しめる。

終始バカなお笑いだけをやるコメディ映画ではなく、人間としての成長と言ったドラマ的な側面も持ち合わせているので、そういった意味でも面白さが何層にも重なった良い映画だなって感じでした。

映画の進行は、主人公のケッコがある部族に自分の人生を語るところからスタートし、部族との対話パートとケッコの半生を振り返るパートが交互に切り替わる構成になっているので、展開としてもわかりやすく見やすいのも良かった。


元気がないときにまた見たくなるような映画でした。

原題のイタリア語『Quo vado?』は、日本語で「(オレは)どこへ行く?」という意味で、僻地を転々として次はどこに飛ばされる?という意味になっているのかなと思います。