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『セブン』の作品情報
監督・脚本 | 監督:デヴィッド・フィンチャー 脚本:アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー |
ジャンル | サスペンス、ミステリー、スリラー |
製作年 | 1995年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 2時間6分 |
補足情報 | 原題:Se7en |
『セブン』のあらすじ
殺人課のベテラン刑事で定年間近のサマセット(モーガン・フリーマン)の後任として、血気盛んな新人刑事のデビッド・ミルズ(ブラッド・ピット)がやって来る。
2人で捜査する始めての殺人現場で見たのは、手と足を縛られた状態でスパゲティに顔をうずめて死んでいる巨漢の男の姿だった。
司法解剖の結果、男の胃は食べ物で満たされており、犯人に12時間以上に渡って食事をさせられた後、腹を蹴られて内臓破裂で死亡したことが判明する。
サマセットは、この殺人事件には明確な意図があり、これから起こるであろう連続殺人事件の始まりに過ぎないと確信するーーー。
『セブン』のキャスト
- ブラッド・ピット(刑事:デビッド・ミルズ)
- モーガン・フリーマン(刑事:ウィリアム・サマセット)
- グウィネス・パルトロー(デビッドの妻:トレイシー・ミルズ)
- ジョン・C・マッギンレー(カリフォルニア
- リチャード・ラウンドトゥリー(マーティン・タルボット
- R・リー・アーメイ
- マーク・ブーン・ジュニア
- ダニエル・ザカパ
- アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー
- ジョン・カッシーニ
- ボブ・マック
- ピーター・クロンビー
- レグ・E・キャシー
- ジョージ・クリスティ
- リチャード・ポートナウ
- ハイジ・シャンツ
- エミリー・ワグナー
- ケヴィン・スペイシー
- リーランド・オーサー
- リチャード・シフ
『セブン』の感想・評価
七つの大罪になぞった猟奇的連続殺人事件
べテラン刑事と新人刑事コンビが、七つの大罪になぞった猟奇的連続殺人事件を捜査する話。
モーガン・フリーマンのベテラン刑事の貫禄は最高だし、ブラッド・ピットの若さゆえの無鉄砲な熱血漢も魅力的だし、猟奇的連続殺人犯の●●(ネタバレ回避のため)は知的な殺人鬼って感じで雰囲気があるし、1990年代のざらついた画質がこの映画の陰鬱さを際立てるし、オープニングからゾクゾクする怖さを感じるし、サスペンス映画としてもストーリーは文句なしで面白く、キャラクターの描写も緻密で行動に説得力が増し、エンディングまでもオシャレで、1990年代の映画としてもデヴィッド・フィンチャーの作品の中でもトップクラスに面白い、まさに傑作と呼べる映画です。
キリスト教の「七つの大罪」をモチーフにした作品はいくつもあるんだろうけど、こんな映画作られたら同じようなジャンルの作品を作ろうと思わないだろうな。
ワンピースが生まれたこの世の中で、能力物の海賊マンガを描くようなもんだよ。
この映画は二度目の鑑賞だったからオチは知ってたし、初めて見る人もどこかで「まさか…?」と思う瞬間はあるんだけど、結末を知ってても楽しめる映画です。