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『スウィート・シング』の作品情報
監督・脚本 | 監督:アレクサンダー・ロックウェル 脚本:アレクサンダー・ロックウェル |
ジャンル | ドラマ |
製作年 | 2020年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 1時間31分 |
補足情報 | 原題:Sweet Thing |
『スウィート・シング』のあらすじ
普段は優しいがお酒を飲むと豹変するアルコール依存症の父アダム(ウィル・パットン)、母のイヴは家を出て行ってしまい、15歳の姉ビリー(ラナ・ロックウェル)と11歳の弟ニコ(ニコ・ロックウェル)は頼れる大人がいない中、2人で協力しながらたくましく生きていた。
そんなある日、酔った父親がトラブルを起こしてしまい、アルコール依存症の治療のため病院へと送られてしまう。
ビリーとニコは出て行った母を頼り彼氏の別荘で暮らすことになり、少年マリクとの新しい出会いもあったが、そこで問題が起きてしまい3人で一緒に遠くへと逃げることになり・・・。
『スウィート・シング』のキャスト
- ラナ・ロックウェル(ビリー)
- ニコ・ロックウェル(ニコ)
- ウィル・パットン(アダム)
- カリン・パーソンズ(イヴ)
- ジャバリ・ワトキンス(マリク)
『スウィート・シング』の感想・ネタバレ

子供3人での逃避行の旅
酒を飲むと豹変する父、出て行ってしまった母という機能不全家庭で育って姉弟が、同じように親に問題を抱えた少年と出会い3人で遠くへ逃避行するドラマ映画。
アメリカのインディーズ映画界隈ではちょっとした有名人らしくて、姉のビリー、弟のニコ、母親のイヴは監督の家族で構成されている。
ほとんどがモノクロ映像で構成されていて、たびたび姉のビリーの人生に彩りを添えるような美しい思い出だけカラー映像が使われているのが印象的。
演技は素人っぽさがあるし、ストーリーもよくある平凡なもので悪く言えばただのインディーズ映画なんだけど、どこか魅力的な雰囲気があって、良く言えば自分の撮りたいものを撮った商業的ではない映画って感じ。
ちょっと残念だったのは、全体的に幼いながらも力強く生きるきょうだいとか家族の話を描きたかったのかなと思うけど、それなら父親のクズっぷりがいまいち伝わってこないのは中途半端な気がする。
酒を飲んで豹変して嫌なことをされても子供からしたら父親には変わりないし、普段は優しいからなおさらだよね、どれだけ暴力を振るわれても親は親だよねという普遍的なテーマを描くのかと思ったら、父親が入院してから別れた母親と彼氏が暮らす家に居候として転がり込むけどその彼氏の方がクズだったから、父親の暴力性が霞んでしまう。
たびたび「父親に会いたい」と思いを吐露するけど、そりゃ優しい父親なら会いたいよね。
もっとクズな父親に描けばいいのに、でもそれだとベタ過ぎるのかなとも思うけど、ストーリーは割とベタだしなー、実の子供だからそういう暴力的なシーンは描きたくなかったのかな?