【映画感想・レビュー】映画『コードネームU.N.C.L.E.』ブラックユーモアたっぷりのアクションスパイコメディ

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

映画『コードネームU.N.C.L.E.』の作品情報

監督・脚本監督:ガイ・リッチー
脚本:ガイ・リッチー
出演者ヘンリー・カヴィル
アーミー・ハマー
アリシア・ヴィキャンデル
エリザベス・デビッキ
ルカ・カルヴァーニ
シルヴェスター・グロート
ヒュー・グラント
ジャレッド・ハリス
クリスチャン・ベルケル
ミーシャ・クズネツォフ
デヴィッド・ベッカム
ジャンルアクション
製作年2014年
製作国アメリカ
上映時間1時間56分
補足情報原題:The Man from U.N.C.L.E.

映画『コードネームU.N.C.L.E.』のあらすじ・内容

舞台は1960年代前半、謎の国際犯罪組織が秘密裏に核兵器の製造とその技術の拡散を企んでいることを掴んだアメリカ・ソ連の2大国家は、核兵器による世界の破滅を防ごうと手を組んだ。
アメリカ中央情報局(CIA)から選ばれたのが、経験豊富で有能だが女性関係に問題ありのエージェント、ナポレオン・ソロ(ヘンリー・カヴィル)。
一方、ソ連国家保安委員会(KGB)から選ばれたのは、史上最年少でKGBに加入した超エリートだがメンタルに難ありのエージェント、イリア・クリヤキン(アーミー・ハマー)。
世界を救うため真逆のタイプの2人によるスパイチームが結成されたが、お互いが「必要であれば相手を殺せ」という任務を下されていたーーー。

映画『コードネームU.N.C.L.E.』の感想・レビュー・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (4.5)

ブラックユーモアたっぷりのアクションスパイコメディ


アクション×スパイ×ブラックユーモアが絶妙なバランスで交じり合った、アメリカとソ連のスパイ同士が手を組むという一風変わったスタイリッシュなスパイバディ映画。
1964~1968年に放送された作品『0011ナポレオン・ソロ』のリメイク版。

メインの3人は、男らしく品と色気のあるナイスガイな見た目のアメリカ人イケメンと、若さゆえの荒々しさと大胆さが魅力のロシア人イケメンという見た目も性格も真逆な男たちと、可愛らしさと美貌を兼ね備えたイギリス人美女という眼福な組み合わせ。

作品自体は2014年に作られていてそんな古くはないけれど、舞台が1960年代なので、キャラクターの服装から画面の質感までレトロな仕上がりになっていて、なんだか懐かしさを感じる。
21世紀になってもこういう質感の映画が撮れるものなのかと驚いた。60’sマニアにはたまらない映像質感だと思う。

スーツやドレス姿などの服装から音楽までどれもオシャレで、、オープニングやエンディングの演出も手が込んでいて映画の隅々まで監督のこだわりが感じられる。

メインの3人も含めて、それぞれのキャラがわかりやすくハッキリとしていて、派手なドライブアクションや銃撃戦から、潜入調査のようなスパイらしいものから、ブラックユーモアにちょっとお茶目な展開があったりと、物語の進行の緩急も絶妙なので最後まで飽きずに楽しむことができた。