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【映画感想・レビュー】映画『トエユモイ』女子大学生2人による奇妙な共同生活

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映画『トエユモイ』の作品情報

監督・脚本監督:福岡佐和子、はまださつき
脚本:福岡佐和子
出演者はまださつき
成瀬志帆
池田光輝
岡田直樹
山田海杜
高田歩
川中子涼音
南薫
中村侑寛
伊藤龍弥
ジャンルドラマ
製作年2021年
製作国日本
上映時間58分
補足情報

映画『トエユモイ』のあらすじ・内容

大学3年生の佐藤萌子(はまださつき)は、新型コロナウイルスによる自粛生活によって、誰とも会話することのない鬱屈とした生活を送っていた。
大学のオンライン授業を受けたり、家で一人遊びをしたり、コンビニと公園によって家に帰るという変わり映えのない毎日。
そんなある日、行きつけのコンビニでアルバイトをしている大学生の井上唯子(成瀬志帆)にときめいた萌子は、彼女に共同生活を申し込む。

映画『トエユモイ』の感想・レビュー・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (3.5)

女子大学生2人による奇妙な共同生活

ちょっとクセ強タイプな主人公が、コロナ禍の生活に飽きて行きつけのコンビニ店員に共同生活を申し込んだところ、快諾されるがその女性もまた違うタイプのクセ強さな女性で、そんな2人による奇妙な共同生活の話。

日本大学芸術学部の映画学科シナリオ専攻の4年生・福岡佐和子さんと、同大学の演劇学科演出コース4年生・はまださつきさんの現役大学生コンビが作成した映画。

感情を素直に前面に出すタイプの萌子と、物事や感情をひたすら論理的に話す唯子といった主役の二人を始め、登場人物は多くはないものの、出てくる全員がいい感じにキャラが個性的で見ていてクセになる。

クセが強いんだけどやりすぎないというか、クスっと笑える瞬間も多いため、映画が絶妙なバランスでまとまっているし、ショートコントを映像化したみたいな感じの独特な空気感が心地いい。

バーで働いてる男性の「嫌いなことを集めるのが好き」という感性が、なんか好きでした。

1時間でも十分に楽しめて、観終わった後の爽やかな感じも良かった映画でした。