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もしあなたが親なら、子供にこんなことを言っていませんか?
もしあなたが子供なら、親にこんなことを言われていませんか?
- 結婚はいつするんだ?
- 早く孫が欲しい
- 早く孫の顔がみたい
こんなことを言って子供にプレッシャーをかけ続けている親に向けて
また、こんなことを言われて疲弊しきってる子供に向けて
子供に「孫が欲しい」とか「孫の顔が見たい」とか言う親は“図々しいよな”って話をしたいと思います。
そもそも親が「孫が欲しい」と言う理由・心理ってなに?
まずは、『なぜ親は「孫が欲しい」と言うのか』
その理由・心理について考えてみたいと思います。
周りの人に「孫ができた♪」アピールをされて悔しいから見返したいと思っている
周りの友人や知人と会うたびに
- 最近、うちの息子に子供が生まれてさ~♪
- 最近、孫ができたのよ~♪
- 孫が喋れるようになって~♪
- 孫がまた家に遊びに来て~♪
といった周りからの“孫自慢”にうんざりしていたり、悔しいから「自分にも孫がいれば同じように“孫自慢”ができるのに」と思っている。
孫がいる側からしたらただの近況報告であって、別に「孫自慢」をしているわけではないかもしれないけど、孫がいない側からしたら自慢に聞こえてしまうこともある。
こういう親は
- 周りの人が羨ましくて仕方がない
- 孫がいないとみじめ
- 孫がいないから周りが羨ましい
- 友人に会えば孫の話ばかりでうんざりする。
とか思っているのだろう。
没頭できる「趣味」や「生きがい」がないから“孫を趣味”にしたいと思っている
- 没頭できる趣味や生きがいもなく、毎日が楽しくない
- 昔は子供や家族に振り回されっぱなしで大変だったけど充実してた。
- 子供が大人になって独り立ちしてからは構う相手がいなくて寂しい
- 何かしようにも趣味もないし、老後の楽しみが何一つない。
「そうだ、孫がいれば自分の人生は楽しく幸せな物になれるはず!」
と思っているのだろう。
いわゆる「自分の人生を孫で満たそうとしている」親。
子育てをやり直したいと考えている
自分の子育てに納得がいってなかったり、自分の子供の現在の状況に不満があったりして、「自分の子育て」に納得がいっていない場合、
「孫を使って子育てをやり直すことでコンプレックスを解消し、自己肯定感を得ようとしている」
のだと思う。
「他のことでどうにか挽回すればいいじゃん」と言ったところで、こういう親は「子育ての失敗は子育てでしか取り戻せない」と思っているため、何を言っても無駄だろう。
「子供ができて一人前」という考え
昔の人(今もいるのかな?)の中には「子供ができて一人前!」という考えがある人もいる。
そういう考えの人は
- 自分は子供を一人前にできなかった
- 人として立派な人間に育てることができなかった
- そんな自分だダメだと思いたくない
『孫ができる=自分の子供が親になる=自分は、子供のことを家庭を持った“一人前の大人”に育て上げることができた!』
といういわゆる自尊心を保つために自分の子に子供を作ることを強要するのかなと思う。
子供に「孫が欲しい」とプレッシャーをかけ続ける親に言いたこと
とりあえず自分の勝手気ままに、『子供に「孫が欲しい」とプレッシャーをかけ続ける親』に言いたいことがある
想像力がなさすぎる。あなたに孫ができるかどうかは、子供の考えや体調次第
あなたは子供のことを何も考えていない
- 結婚する気がない
- 結婚してても子供を持つ気がない
- 仕事が忙しすぎて子供を作る時間がない
- 金銭的に不安でいまは子供を作る気になれない
- 子供が欲しいけどできなくて悩んでいるかもしれない
- 不妊治療をしているのかもしれない
このような考えや状況かもしれないと一度でも考えたことがあるだろうか?
つまり、
- 「結婚や子供を作ることにたいしてどう考えているのか」
- 「お金や体調や時間的な都合なども含めて余裕があるのか」
などを考えたことがあるだろうか?
もし考えたことがない、考えた上で自分の都合で「孫が欲しい」と言っているのだとしたら、
単純に想像力や思いやる力がなさすぎる。
孫ができないということは、“何かしらの事情”があるということ。
それが「時間をかければ解決すること」なのか、「時間をかけても解決しないこと」なのかはわからない。
そういった事情を無視して、自分の欲望のまま、子どもに「孫が欲しい」なんてプレッシャーをかけるのは、子どもにとってあまりにも酷すぎる。
子供は親の所有物ではない
孫が欲しいとか言う親は子どものことを「親の所有物」だと思っている可能性がある。
- 子供は親を喜ばせるべき
- 子供は親を幸せにするべき
- 子供は親孝行するべき
そのためには親に「孫の顔を見せるべき」と考えてはいないだろうか?
自分の楽しみや見栄のために子供を利用してはいないだろうか?
親が「孫が欲しい」と言い続けたらどうなるのか
もし親が「孫が欲しい」と言い続けたらどうなるのか考えてみた
- 連絡の頻度がどんどん少なくなる
- 長期休みや正月などでも顔を見せなくなる
- 最悪、縁を切られる
こうなるだろうなということが容易に考えられる。
それだけ、親からの「孫が欲しい」アピールなんて苦行以外の何物でもない。
義両親からの「孫が欲しい」アピールなんてこの世の地獄そのもの
自分の親からの「孫が欲しい」アピールでさえガンガンにメンタルを削られ続けるのに、義両親からのアピールとなればこの世の地獄そのものだ。
義両親は他人なので素っ気ない態度を取ったり、強く言ったりできないから「そのうち出来るといいんですけどね~」みたいな当たり障りのないことを精一杯作った愛想笑いで言うしかない。
想像しただけで地獄。
全部の爪を剥がされるくらいの地獄に違いない。
軽い気持ちで義理の息子や娘の爪を剥がないでください。
「孫が欲しい」と思ってる親が子供にできること
子供側からしても
- 自分たちも早く子供が欲しい
- 早く親に孫を見せてあげたい
- 死ぬ前に孫を抱かせてあげたい
- 親からの「孫が欲しい」プレッシャーから解放されたい
と様々な事情で子供を作ろうとしているかもしれない。
なので、親のあなたができることは
- 誰誰に子供ができて~とか発破をかけようとしない
- 孫はいつできる~?などの催促をしない
- 余計なプレッシャーをかけない
- とりあえず孫に関して口出しを一切しない。など
何も言わないというのがあなたができるベストな選択だと思う。
親に「孫が欲しい」と言われ続ける子供に言いたいこと
いままでは散々、親側に好き放題言ってきたけど、子供側にも言いたいことがあります。
いま「孫が欲しい」アピールにうんざいりしているのであれば、
- 自分は結婚するつもりはない
- 自分は子供を持つつもりはない
- 自分たちのペースで待っててほしい
- これ以上「孫が欲しい」と言わないでくれ
とか一度ガツンと言わなきゃ親は絶対に理解しないです。
そもそも理解しない親は上記のようなことを言っても
- 周りは結婚もして子供も持ってる!
- お前のことを思って言ってるんだ!
- 親に口答えして!ムキー!!(ヒステリックを起こす)
みたいに返される可能性があって、体力的にも精神的にも消耗するだろうけど、一度ハッキリ言わなきゃこれから永遠にあなたのメンタルが削られ続けます。
もし言ってもどうしようもない場合は、連絡の頻度を減らすとか会う回数を減らすとか物理的
まとめ:「孫が欲しい」という親は、自分の幸せは自分で見つけて
子供のことを全く考えず、自分の都合だけを考えて「孫が欲しい」と催促し続けるのは、もう腰までどっぷり毒親に浸かっている状態といっても過言ではない。
「孫が欲しい」と思うのは勝手だけど、それを態度に出したり言葉に出したりするのは子供にとって悪でしかない。
子供や孫を利用して自分の自尊心を満たしたり、人生の充実を図ろうとしないで、自分の幸せは自分で見つけてください。
今日はこの辺で、またねっ!