【映画感想・レビュー】韓国映画『最後まで行く』死体隠蔽を謎の男に見られていた汚職刑事の末路を描く

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映画『最後まで行く』の作品情報

監督キム・ソンフン
出演者イ・ソンギュン
チョ・ジヌン
シン・ジョングン
チョン・マンシク
パク・ボゴム
ジャンルアクションクライム
製作年2014年
製作国韓国
上映時間1時間51分
補足情報原題:끝까지 간다(クッカジ カンダ)
英題:A HARD DAY

映画『最後まで行く』のあらすじ・内容

西部署殺人課の刑事コ・ゴンス(イ・ソンギュン)は、母親の葬儀中、署内に突然の内部監査が入ることを同僚から聞きつける。
横領がバレるのを防ぐため、急いで車で職場に向かっていたところ、突然飛び出してきた男・イ・グァンミンを轢き殺してしまう。
なんとか隠蔽しようと考えたゴンスは、母親の棺桶に入れて一緒に埋葬することを思いつく。
トラブルもありながら無事に死体を隠すことができた数日後、その男のひき逃げ事件の捜査が始まり、あろうことがその事件をゴンスが担当することになってしまう
そんな中、謎の男からゴンス当てに非通知の電話がかかってきて、ゴンスが「誰だ?」と尋ねる。
すると、その男は「お前がイを殺したことを知ってる男だ」と告げるーーー。

映画『最後まで行く』の感想・レビュー・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (3.5)

死体隠蔽を謎の男に見られていた汚職刑事の末路を描く


最初に横領のことを隠そうとしたことがきっかけで、次々とアクシデントが起こってしまい、もう最後までとことんやるしかない!ってなった男の話。

証拠品を指紋を気にせず素手で回収したり、「そこ気づかなかったの?」みたいなシーンが多々あったり、謎の男はタフさがやばかたし、その男との殴り合いのシーンはグダグダで酔っぱらいのケンカみたいになってたり、気になるシーンはたくさんあって雑さは感じたけど、短い間隔で二転三転と物語が進むので最後までテンポよく楽しめた。

欲を言えば、コメディよりなのかサスペンスよりなのかどっちかハッキリしてもらえた方が楽しめた気がする。
どっちの要素も中途半端に混ざっているせいで、ちょっと物足りなさを感じた。

韓国語のタイトルの『끝까지 간다(クッカジ カンダ)』は、日本語訳で『最後まで行く』という意味、日本語のタイトルと一緒ですね。
英語のタイトルが『A HARD DAY』なのは、シンプルですごく海外らしいネーミングだなと思いました。

今作は、中国やフランスでもリメイクされていて、日本では2023年5月19日に岡田准一主演で公開予定となっています。

日本でリメイクもされるので、見る予定の人は日本版の前後に韓国版も見て比べてみると面白いと思います。