【映画感想・レビュー】映画『カセットテープ・ダイアリーズ』日々不満を募らせている中高生に見てもらいたいコミカル青春映画

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映画『カセットテープ・ダイアリーズ』の作品情報

監督グリンダ・チャーダ
出演者ヴィヴェイク・カルラ
クルヴィンダー・ギール
ミーラ・ガナトラ
ネル・ウィリアムズ
アーロン・ファグラ
ディーン・チャールズ・チャップマン
ロブ・ブライドン
ヘイリー・アトウェル
デヴィッド・ヘイマン
ジャンルドラマ
製作年2019年
製作国イギリス
上映時間1時間57分
補足情報原題:Blinded by the Light

映画『カセットテープ・ダイアリーズ』のあらすじ・内容

イギリスの町・ルートんで暮らすパキスタン移民の16歳の少年・シャベド(ヴィヴェイク・カルラ)。
音楽と詩を書くのが好きな彼だが、閉鎖的な街で受ける人種差別や、保守的な親との対立などで日々不満を募らせていた。
だがそんなある日、そんなモヤモヤのすべてをぶっ飛ばしてくれる、ブルース・スプリングスティーンの音楽と衝撃的に出会う。
そこから彼の人生は、180度変わり始めるーーー。

映画『カセットテープ・ダイアリーズ』の感想・レビュー・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (5)

人生に迷っている人に捧げたいコミカル青春映画


主人公が将来に悩みを感じている高校生なので、ぜひ人生に迷っている中高生に見てもらいたい映画だ。
親との対立や、将来の不安や自分のやりたいことは何なのかという葛藤や迷い、そういった悩みを音楽が救ってくれたという経験は、誰もが中高生時代に一度は体験したことがあると思うので、主人公の気持ちとシンクロして楽しめると思う。

主人公が音楽に救われたという話なので、ところどころに音楽による演出だったり、仲間たちと歌いだしたり、インド映画のようにミュージカル風に踊り出すシーンなどは、“主人公の不安や迷いを吹き飛ばす”様子がよく表現されていて見ていてとても楽しかった。

この話は実話を基にした作品ということで、それゆえに大どんでん返しとか驚きの展開がみたいなものがあるわけでもないので、「一人の青年のリアルな成長物語」のような目線で見ると楽しめるのかもしれない。