芸能人は病気を公表するべきなのか?公表を望む人と公表を望まない人たち

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今日はこんな記事を見つけた。

ネット上で、中居さんが病名を明かさないことに対して、公表を望む派と公表を望まない派で意見が割れてるというものだ。


芸能人であろうと誰であろうと言いたくないこともあるだろうし、もし本人が病名を「世間に知っておいてもらいたい」「公表した方がいい」「公表するべき」などと判断した場合については既に公表しているはず。

なので、現段階で公表していないということは、なんらかの理由により“少なくとも”いまは公表しないと決めているのは明らかだ。

こんな当たり前のことを言うのもなんだが、中居さんのファンや周りの人たちができることなんて、本人の意思を尊重して何も言わずにそっとしておく以外にできることはないはずなのだが、どうにも病名を公表して欲しいと思う人が一定数いるらしい。


そういう人たちに対して「別に病名知ったからと言って病気が治るわけでもないし、本人が公表を望んでいるわけでもないのに、どうしてそんなにも病名を知りたがるのだろう?」という疑問が湧いてきた。


そこで、「芸能人の病名の公表を望む人たち」について考えてみようと思う。

「芸能人の病名の公表を望む人たち」について3つのタイプに分類してみた。

もしあなたが、芸能人の病名の公表を望む人たちの一員であるのならば、参考程度に見ていって欲しい。

とにかく何でも知りたい、ただただ騒ぎたい「野次馬タイプ」

世の中には、別に芸能人のファンでもなんでもないけど、スキャンダル大好き!ゴシップ大好き!話題に乗っかって騒ぎたい!という人が一定数いる(だからメディアは芸能人の熱愛などのスクープ写真を必死に狙うのだろう)。

そういう人たちは、病名が公表された瞬間にネットであれこれ調べて、ああでもないこうでもないと自分の騒ぎたいという欲望のままにネット上で延々と盛り上がっていく。

野次馬タイプに共通するのは「相手のことなんて少しも考えてもおらず、100%自分のためにやっている」ということだ(野次馬人間がそもそもそういう人間なんだろうけども)。

自分の不安を早く取り除いて欲しくてしょうがない「自己中タイプ」

最初に紹介した記事内でこういう意見があった。

《中居くんの最近の顔見て涙出ちゃった(涙) 病名発表してほしい》

おそらく、いつもの顔と比べてとやつれている状態を見てあれこれ想像して悲しくなって涙が出てしまったのだろう。

涙が出るのは勝手だが、病名発表をして欲しい理由が「自分の涙を止めるため」「不安な気持ちを和らげるために」「無事かどうか安心するため」にしか聞こえない。


つまり、本人の意思を尊重<<<自分の不安を取り除いて欲しい

という気持ちが前面に出てしまっているように感じる。

こういう人は、自分の不安を早く取り除いて欲しくてしょうがない「自己中タイプ」である。

もしこの人がファンなのであれば、自分の不安は自分で取り除く、要は「自分の機嫌は自分で取る」ことを意識しながら本人の意志である「病名を公開しない」ということを少しずつ受け入れていって欲しい。

変な憶測を呼ぶと考える「おせっかいタイプ」

最初に紹介した記事内で《変な憶測呼ぶより病名公表して「それだったら仕事できないよね」って思わせた方が良いのでは》という意見があった。

しかし、病名を公表したところで

  • いつ頃、病名が判明したのか
  • 現状どれくらい病気が進行しているのか、治る見込みはあるのか
  • 入院していないなら日常生活は問題ないのか
  • 入院しているならどれくらい入院するのか、いつ頃退院できる予定なのか

などの憶測がメディアや噂話大好き人間たちから無限に湧き出てくることだろう。


仮に病名を公表したとしても「ああ、そういう病気なのか、それならそっとしておこう」なんて空気になるわけもなく、

1公表したら2、2公表したら次は3というように、情報公開や憶測に歯止めが利かなくなることなど火を見るより明らかである。

公表しようが公表しなかろうが憶測がネット上で溢れ出すことは間違いないので、本人からしたら「何も言わずに黙っておく」「自分の言いたいタイミングで語る」しか選択肢がなくて、少なくとも今は何も言わないと選択したのであればそれを尊重する他ないだろう。

まとめ:ファンがいまできること

ファンがいまできることは、余計な憶測や噂話をネット上に持ち込んであれこれ盛り上がることではなく、自分自身のつらい気持ちをネットニュースのコメント欄でぶちまけることでもない。

大好きな推しが「元気に戻ってくることを信じてじっと待っていること」だけである。


中居さん本人が、ファンからの励ましや応援が欲しいということであれば、メディアなどを通してファンに伝えてくれるかもしれない。

ただ、現状そういう声が聞こえてこないということは、「そっとしておいて欲しい」という暗黙のメッセージと自分は捉えている。


自分はSMAP含め中居さんのことがすごく大好きなファンというわけではないのだが、子供のころからずっとテレビで見ていた存在で、中学の卒業式にはSMAPの『オレンジ』が流れて涙した思い出もある。


自分もSMAPに素敵な思い出をもらった一人として、中居さんが元気になって戻ってくる日をじっと待っていようと思う。