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『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の作品情報
監督・脚本 | 監督:マイケル・ドハティ 脚本:マイケル・ドハティ、ザック・シールズ |
ジャンル | アクション |
製作年 | 2019年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 2時間12分 |
補足情報 | 原題:Godzilla: King of the Monsters |
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のあらすじ
巨大怪獣の調査・研究を行っている秘密機関「モナーク」の基地を、アラン・ジョナ率いる武装集団が襲撃し、研究者のエマ・ラッセル博士(ベラ・ファーミガ)と娘のマディソン(ミリー・ボビー・ブラウン)が拉致されるという事件が発生する。
その事件を知ったモナークの科学者・芹沢(渡辺謙)は、武装集団の目的が怪獣との意思疎通が図れる特殊な音波装置“オルカ”にあるとにらむ。
攫われたエマとマディソン、そしてオルカを奪還するため、元モナークのメンバーでエマの夫であるマーク(カイル・チャンドラー)に協力を要請する。
一方ジョナたちは、南極の氷塊に眠る巨大怪獣「モンスター・ゼロ」を目覚めさせるべく、南極にあるモナークの基地を襲撃しようとしていた・・・。
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のキャスト
- カイル・チャンドラー
- ベラ・ファーミガ
- ミリー・ボビー・ブラウン
- サリー・ホーキンス
- 渡辺謙
- チャン・ツィイー
- ブラッドリー・ウィットフォード
- チャールズ・ダンス
- トーマス・ミドルディッチ
- オシェア・ジャクソン・Jr
- アンソニー・ラモス
- アイシャ・ハインズ
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の感想・評価
ゴジラ・キングギドラたちによる迫力満点の大怪獣バトル!
無骨で貫録のある見た目のゴジラに、彩色鮮やかなモスラ、王の風格漂うキングギドラに、炎を纏う翼竜型の怪獣ラドンの四怪獣たちが、これでもかというくらい画面いっぱいに暴れまわる大迫力の映像は、怪獣映画としてはトップクラスの面白さ。
ゴジラなどの怪獣たちを現代のハリウッドのCG技術を駆使して作ったらそりゃこんな綺麗で迫力のある映画になるだろうなというのは納得ですね。
メイン怪獣は4体だけど、それ以外にも4体くらいの怪獣がいて、古代から眠り続けている怪獣たちが次々と目覚めるワクワク感は子供心をくすぐられる。
ストーリーのドラマパートは大して面白くなかったです。
モナーク幹部で純古生物学者のエマ・ラッセル博士は、最初は怪獣と人類の共存を望んでいたものの、後半には「あの怪獣たちは地球が産んだ免疫機能だ!環境を破壊する人間は地球にとっては病原菌のような存在だ!だから人間は一度滅びなければいけない!」みたいなイカれたことを言い出す始末。
彼女のせいでたくさんの人々が無差別に殺され、アメリカ中が焦土になってしまったが、その後に娘に諭され改心したけど、やったことは決して許されない鬼畜っぷりなのに、なんか最後は命を投げ出して世界を救おうとしたことでちょっと許されてる感じになってるのはハリウッド映画ならではだろうか。
そもそも、こんなことになったのはあなたなんですけどね。という感じ。
正確には、怪獣たちと意思疎通ができる特殊な音波装置“オルカ”を使ったことが原因なのだが、オルカの試作品を作ったのが彼女の夫のマークなので、実質夫婦二人でアメリカを壊滅寸前まで追い込んだ史上最悪のモンスターペアレント。
まあ文句を言いながら、迫力ある怪獣バトルとの対比という意味では、ドラマパートに関してはこれくらいめちゃくちゃなぐらいがちょうどいいんですけどね。
ゴジラ好きな人もそうでない人も、何も考えずにただただ画面の迫力や映像美を堪能するだけでシンプルに楽しめる、そんな映画でした。