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『S.W.A.T.』の作品情報
監督・脚本 | 監督:クラーク・ジョンソン 脚本:デヴィッド・エアー/デヴィッド・マッケンナ |
ジャンル | アクション |
製作年 | 2003年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 1時間51分 |
補足情報 | 原題:S.W.A.T. |
『S.W.A.T.』のあらすじ
ロサンゼルスで自動小銃で武装した銀行強盗が人質を取って立て籠もる事件が発生、そこでロス市警は“SWAT”の出動を要請する。
SWATとして派遣されたストリート(コリン・ファレル)とブライアン(ジェレミー・レナー)は銀行内部に侵入することに成功するが、その後、待機の命令を無視したブライアンが犯人に向けて発砲した弾が人質に命中してしまう。
命令無視の上に人質を負傷させた2人は、警察を辞めるか銃器保管庫の仕事をしながらSWAT復帰のチャンスを狙うか迫られ、辞めることを決意したブライアンは、左遷を受け入れたストリートを「SWATに戻るために俺を売った」と責め、2人の関係はそこで終わってしまう。
そこから半年後、ダン巡査部長からのスカウトがあり、そこから厳しい訓練と試験を乗り越えようやくSWATに戻って来たストリートは、仲間たちと共に国際指名手配中の麻薬王・アレックスの刑務所までの護送任務に就くことになる。
本来であれば何でもない任務のはずだったが、麻薬王がテレビカメラの前で「俺を俺を逃がしてくれたやつに1憶円ドルやる」と宣言したことで、一攫千金を狙う者たちによる激しい襲撃に巻き込まれてしまうーーー。
『S.W.A.T.』のキャスト
- サミュエル・L・ジャクソン(ダン・ハレルソン)
- コリン・ファレル(ジム・ストリート)
- ミシェル・ロドリゲス(クリス・サンチェス)
- LL・クール・J(ディーコン・ケイ)
- ブライアン・ヴァン・ホルト(マイケル・ボクサー)
- ジェレミー・レナー(ブライアン・ギャンブル)
- ジョシュ・チャールズ(T・J・マッケイブ)
- オリヴィエ・マルティネス(アレックス・モンテル)
- レグ・E・キャシー(グレッグ・ベラスケス)
- ラリー・ポインデクスター(トーマス・フーラー)
- リンゼイ・ギンター
- ケン・ダヴィティアン
- ジェームズ・デュモン
- ペイジ・ケネディ
- ロッド・ペリー
『S.W.A.T.』の感想・ネタバレ・評価

国際的麻薬王の護送を、たった“6人”のSWATで挑む
LA警察に捕まった国際的な麻薬王が「俺を逃がしてくれたやつに1憶円ドルやる」と宣言したことで、金のために護送中の警察車両を襲撃するやつらが現れたりと危険と隣り合わせの中、たった6人のSWATが麻薬王を無事に刑務所へと護送するために奮闘するポリスアクション映画。
前半はたっぷり1時間ほど時間を掛けて、主人公・ストリートのSWATとしての人質救出劇、相棒との確執、SWATからの脱退、彼女との別れ、左遷された武器庫での仕事、戻って来たダン巡査からのSWATチームへのスカウト、一緒にチームの仲間集め、厳しい訓練の開始、そしてSWAT試験の合格までを丁寧に描く。
この丁寧な描写のおかげで人物像や関係性がしっかりとわかるのも良かったし、ストーリーは明快ながら飽きさせないようにテンポよく色々な展開を見せてくれるし、ノリノリになるBGMやユーモアのある掛け合いなども面白くて、前半でも結構満足できるくらいの出来でした。
後半では物語は一気に加速、ひょんなことから麻薬王が捕まり、その脱走を手助けするために彼の仲間が護送車両を襲撃、無事に迎撃して落ち着いたかと思えば「俺を逃がしてくれたやつに1憶円ドルやる!」とテレビカメラに宣言した様子が大々的に放送され、一攫千金を狙って様々な組織が襲ってきてドンパチやる銃撃戦も良く、その後の護送ミッションも二転三転と物語が動き、最後まで目が離せない面白さでした。
昔の映画ですが悪い意味で古臭さは感じられず、良い意味でハリウッド映画特有の古臭いノリも良かったですし、昔の映画あるあるのやたら俳優が豪華なのも見どころです。