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【映画感想・レビュー】映画『ブラッド・ダイヤモンド』ダイヤを巡って巻き起こる西アフリカ・シエラレオネの内戦

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映画『ブラッド・ダイヤモンド』の作品情報

監督・脚本監督:エドワード・ズウィック
脚本:チャールズ・リーヴィット
出演者レオナルド・ディカプリオ
ジェニファー・コネリー
ジャイモン・フンスー
マイケル・シーン
アーノルド・ヴォスルー
カギソ・クイパーズ
デヴィッド・ヘアウッド
ベイジル・ウォレス
ンタレ・グマ・ムバホ・ムワイン
スティーヴン・コリンズ
マリウス・ウェイヤーズ
ジャンルサスペンス
製作年2006年
製作国アメリカ
上映時間2時間23分
補足情報原題:Blood Diamond

映画『ブラッド・ダイヤモンド』のあらすじ・内容

1999年、内戦が続く西アフリカのシエラレオネ共和国。
反政府武装勢力の革命統一戦線(RUF)に村を襲われた漁師のソロモン(ジャイモン・フンスー)は、なんとか家族を逃がすことには成功したが、自らは捕まりダイヤモンド採掘場で労働をさせられていた。
労働中、偶然にも大粒のピンクダイヤモンドを発見したソロモンは、トイレに行くフリをしてそれを土の中に隠そうとしたところ、RUFのポイズン大尉に見つかってしまう。
ちょうどその時、政府軍による攻撃が始まりポイズン大尉は負傷、ソロモンはダイヤを土の中に隠すことに成功したが、大尉と共に政府軍に捕まり留置場へと連行される。
一方、元傭兵で現武器商人のアーチャー(レオナルド・ディカプリオ)は、RUFに武器を渡す対価としてダイヤモンドを受け取る。
その後、隣国のリベリアへ密輸しようとしたところをシエラレオネ政府軍に見つかり逮捕されてしまう。
連行された留置場で、ソロモンとポイズン大尉がピンクダイヤの話をしているのを聞いたアーチャーは、自分の出所後にソロモンも釈放させ、ピンクダイヤの隠し場所を聞き出そうとする。

映画『ブラッド・ダイヤモンド』の感想・レビュー・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (4.5)

ダイヤを巡って巻き起こるアフリカ・シエラレオネの内戦


ダイヤモンドを巡って巻き起こる西アフリカ・シエラレオネでの内戦の現実を、武器商人、ジャーナリスト、反政府武装勢力、内戦に巻き込まれる現地民、介入するアメリカ兵、紛争ダイヤを買い取る会社など、様々な角度から描いた傑作。

当時の西アフリカ・シエラレオネの現状がわかるのと、紛争ダイヤモンドの話は平和な地で安全に暮らしている自分たちにも無関係ではないことをハッキリと突きつけられるとてもメッセージ性が高く、映画としても骨太なストーリーで完成度が高い作品。

反政府武装勢力の革命統一戦線(RUF)の恐ろしさや残虐性が一瞬でわかる冒頭5分の演出は見事で、現地民はなすすべもなく殺され、使える大人はダイヤモンドを掘るため採掘場で働かされ、子供は銃を持たされ洗脳されながら戦士として育てられていく様子は映画だとわかっていても見ていて辛くなる。

政府と反政府による激しい銃撃戦、ガレキの山となる市街地、何百万単位の難民が生まれ、どんどんと膨れ上がる難民キャンプ場など、この紛争がいかに大きな出来事なのかをまざまざと見せつけられる演出が続く。

その後も、アーチャーはピンクダイヤモンドを手に入れるために、ソロモンは再び家族と一緒に暮らすために、マディーはジャーナリストとして紛争ダイヤモンドの真実を追求するためなど、それぞれの思惑から生まれる重厚なストーリー展開にずっと目が離せない。
上映時間が2時間30分弱と映画の中では長い方だけど、長さを感じさせないほどの面白さだった。

現代ではシエラレオネのダイヤモンドを巡る内戦は落ち着きはしたけど、誰もが一度は見ておいた方がいい映画だなと感じました。