【映画感想・レビュー】映画『15時17分、パリ行き』テロリストに立ち向かった勇気ある若者3人の真実の物語

『15時17分、パリ行き』感想・レビュー

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映画『15時17分、パリ行き』の作品情報

監督クリント・イーストウッド
出演者アンソニー・サドラー
アレク・スカラトス
スペンサー・ストーン
ブライス・ガイザー
トニー・ヘイル
P・J・バーン
トーマス・レノン
アリサ・アラパッチ
ジャンルドラマ(実話)
製作年2018年
製作国アメリカ
上映時間1時間34分
補足情報原題:THE 15:17 TO PARIS

映画『15時17分、パリ行き』のあらすじ・内容

2015年8月21日、アムステルダム発パリ行きの高速列車タリスが発車した。フランス国境内へ入ったのち、突如イスラム過激派の男が自動小銃を発砲。乗客の一人が打たれ、ある乗客は必死に逃げ、ある乗客は恐怖で動くこともできない。
そんな中、幼馴染の3人の若者が犯人に立ち向かった真実の物語ーーー。

映画『15時17分、パリ行き』の感想・レビュー・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (4)

どこにでもいる若者3人が勇気を持ってテロリストに立ち向かう真実の物語


この作品は実話の物語で、主役の幼馴染3人も本人が出演しているというちょっと珍しい映画だ。


観る前はてっきり、列車内で3人の若者とテロリストとの緊迫のシーンがメインかと思えば、4割は子供時代も含めた過去話、4割が旅ロケ、1割が電車内でのテロリストとの対決シーン、1割が表彰式的なやつという感じだった。


最初から終盤まで日常の話が長く続くので、人によっては飽きるかもしれないが、一種のドキュメンタリーを見ている感覚で楽しむといいのかもしれない。


終盤では、もっとテロリストとの描写が長ければ面白いのになとは思ったが、無理矢理長くしたら単なる引き延ばしだし、実話ということを考えると10分程度がちょうど良かったのだろう。

欲を言えば、後日談というか当時の心境などを本人たちの口から眺めに語る様子が収められていたら良かったのになと思った。


観終わった後は、すごい面白かったとか、すごい満足感があったとかそういう気持ちになるわけではないが、彼らの勇気と行動に静かな称賛を送りたくなる。そんな映画だった。