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- 毒親育ちで悩んでいる人
- 毒親のことが周りに理解されない人
- 毒親育ちの友人や恋人がいる人
こんにちは、ルトラ(@lutraxlutra)です。
僕が毒親育ちだと思い始めたのは、親の毎日続くヒステリックが原因でPTSDになったときです。
PTSDの原因や症状、対処法を調べていくうちに見つけた『毒親』という言葉。
そしてさらに、毒親について調べていくうちに浮かび上がったのが
「毒親のことは周りに理解されない問題」
これについて僕の意見は「毒親のことは周りに理解されないので言わない方がいい」です。
なぜそう思ったのか、その理由についてこれから話していきたいと思います。
幸せな家庭で育った人に、毒親なんて存在が理解できるわけがない
きっと幸せな家庭で育った人は、家族や親にたいしてこんな感じに思っているしょう。
- 「家族は大切にするもの」
- 「親孝行はするべき」
- 「家族が仲が悪いなんて信じられない」
実際に、周りの仲が良い友人はこういう風な意見を持っていました。
※毒親と打ち明けたわけではなく、自然な会話で家族観を話したときのことです。
もちろんそれが悪いという話ではなく、「そういう仲の良い家庭で育った」というだけの話です。
もし、自分が骨折したりガンになった経験がなかったら、その痛みや苦しみがどれだけつらいのかはわかりません。
理解しようとはします。
つらいんだろうなとは思います。
だけど、具体的にどうつらいのかなんて正直わかりません。
それと同じように、自分が毒親のもとで育てられていない場合は、そういう毒親という存在が理解できなくてもおかしくないのです。
ただ、「自分が幸せだと思える家庭で育ったのか」「自分が不幸せだと思う家庭で育ったのか」という違いだけなのです。
恋人には打ち明けた方がいいのか問題
「友人には打ち明けないとしても、恋人に打ち明けた方がいいのか?」という問題も出てきます。
きっと会話の中で「家族構成は?」「家族と仲良い?」という話題は出てくるでしょう。
その時は、家族構成を話し、仲は良くも悪くもない、とありきたりな回答で乗り切れるでしょう。
ただ、恋人と結婚するとなった時に、毒親のことは話した方がいいのか?
結婚となれば、お互いの両親への挨拶や結婚式のタイミングで、自分の親と対面する機会が必ず訪れます。
これだけは避けられない問題です。
解決方法はざっくり3つくらいに絞られます。
- 素直に自分の親は毒親だと打ち明ける
- 黙って何とかごまかす
- そもそも恋人を作らない
素直に自分の親は毒親だと打ち明ける
これは一番勇気がいる行動です。
最初の方にも言いましたが、僕は基本的には毒親のことは理解されないと考えていますので、言った瞬間に別れるだろうなという想像をしてしまいます。
どうせ打ち明けて別れるくらいなら、打ち明けないまま別れてしまった方が気持ち的には楽です。
だけど、真剣に相手との結婚を考えている場合は、素直に打ち明ける方がいいと思います。
理解してもらえると信じて話すしかありません。
黙って何とかごまかす。
なんで書いたのかと言われてしまいそうですが、これは絶対に無理でしょう。
死んだことにする以外、ごまかす方法が思いつきません。
そもそも恋人を作らない
僕は迷わず3の「そもそも恋人を作らない」を選びました。
「恋人ができないだけじゃないの?」とかは聞かないでください。
自分は母親からのきついヒステリックにあったので、若干の女性恐怖症です。
スーパーのレジの会計でも、担当の人が女性だと心臓がバクバクします。
特に母親に近い年齢の人だと、息を押し殺して会計を待っています。
それくらい女性が苦手です。
きっと好きな人が出来たとしても、「この人は見た目も性格も優しいけど、いつか豹変する時がくるんだろうな」と考えてしまいます。
幸いなことにもともと一人が好きですし、「恋人が欲しい!」というタイプでもなかったので、こういう選択もありなのかなと思います。
「周りに理解されない前提で生きていく」
理解してもらえると思ってしまうと、理解されなかったときにつらくなってしまいます。
そうならないためにも、「周りに理解されない前提で生きていく」という選択もあります。
ただ、いま好きな人がいたり、恋人がいる人は、いつか毒親のことを打ち明けなければいけない時がきます。
その時に、その大切な人が、あなたの気持ちを少しでも理解してくれますように。
それでは、今日も良い一日を!
ルトラ(@lutraxlutra)でした。
- 幸せな家庭で育った人に毒親育ちの理解は難しい
- 恋人には、理解してもらえると信じて素直に打ち明ける
- 恋人を作らないという選択もあります。
- 周りに理解されない前提で生きていくと気持ちは楽