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- 毒親育ちの考え方を知りたい人
- 毒親を許せない人
- 毒親に自分の人生を邪魔されたくない人
こんにちは、ルトラ(@lutraxlutra)です。
毒親育ちの人の中には、「親を許したい」「親を許せない」という悩みを抱えている方が多いと思います。
僕も、親を許した方がいいのか、自分が悪かったのだろうかと悩むことがありました。
ただ、「毒親のことは許さなくてもいいが忘れよう」という結論になり、そう思うようになってからは心が軽くなりました。
どうしてそういう考えになったのか、同じように毒親を許せないという人に読んで欲しいです。
きっと、時間がかかっても許すことなんて出来ない
そもそも、どうしたら許せるだろうか?と少し考えたことがあります。
「いままで悪かった」みたいに謝ってくれたら許すのだろか?
土下座をしてくれたら許せるのだろうか?
おそらく許せません。
なぜなら、もし言葉や態度で謝ってきたとしてもその謝罪は本心か?
また昔のように支配しようとしてくるのではないか?
干渉してくるのではないか?と考えてしまうからです。
実際に、「いつまでそのことを言っているのか」「いつまでそのことを気にしているのか」と言われたことがあります。
毒親にとって、子どもが悩んだ過去のことは「それまでのこと」だったんです。
何も気にせずに言った、何気なく言ったただの過去の出来事なのです。
“過去の出来事をいつまでも忘れられない子”と“過去の出来事をすでに忘れている親”
長年かけてこじれてしまった親子関係を修復するには相当時間が必要。
もしくは、もうどうにもならない状況になってしまったんだな。と、この発言で気付かされたのです。
親子と言っても結局は他人
「お腹を痛めて産んでくれた」
「せっかく育ててもらったんだから」
「血が繋がっているから」
「家族なんだから」
そういう言葉にとても悩まされてきました。
「こういう親子関係になってしまったのは、自分が全て悪かったのだろうか?」と。
親の人生、子どもの人生、それぞれ全く別な人生のはずなのに、いままで言われた言葉にいまだに苦しめられています。
僕は、“家族の関係は強制されるものではない”と考えています。
ただ、家族でいたいのであればいればいいですし、家族でいたくないのであれば縁を切ればいいと思うんです。
どういう関係で続けていくかは自分が決めることです。
あなたがいまの家族を家族ではないと思うのであれば、それがあなたにとっての正しい家族の在り方なんです。
毒親は許さなくてもいい、これからは毒親に自分の人生を邪魔させない
毒親育ちの方の中には、恨んでいたり、苦しめたいと考える人もいるかもしれません。
ただ、どこまでやり返せば自分の気持ちが満足するのか?という疑問があります。
僕の場合は、何か復讐したいというよりも
「これ以上、人の人生に干渉してこないでくれ」という気持ちの方が強いので、縁を切るという選択をとりました。
そしたら、縁を切るにはどうすればいいのか?
それは、“距離を置き、関わらないこと”これが一番だと思います。
距離を置くというのは、物理的には家を出て別々に暮らす、電話の着信拒否やラインはブロックして連絡を取らないようにすること。
精神的には、籍を分けたり(分籍)、絶縁状を送り付けることなどがあります。
まだ学生だったり、一人暮らしするほどのお金がないという人は『家庭内自立』を目指しましょう。
「親は子に有責、子は親に免責でいい」
この言葉は『毒親サバイバル』を書かれた菊池真理子さんが言っていた言葉です。
親は子に対して責任はありますが、子は親に対して免責。「親を嫌いになる」ことも免責の範囲内です。お互いが大人である配偶者間は有責だけど、子は免責でいいと私は思っています。
自分の中でのこの言葉の解釈は、「育ててもらったから恩返しをしなきゃ」「なにか親孝行をしなきゃ」と思わなくてもいい。
ということだと考えています。
もちろん、親孝行や恩返しをしたい場合はしてもいいですが、義務のように恩を返さなくても良い。
親からしたら、「子どもが幸せに過ごしていてくれればそれでいい」と考えてくれているはずです。
子どもの幸せを願わない親はいないと信じています。
自分にとっての幸せは、「親と距離を置いて、穏やかに過ごすこと」です。
なので、距離を置いて縁を切っている状況を心よくは思っていなくても、理解していると信じています。
毒親を許せない自分をありのまま認めることも大切
「親を許せない以上に、親を許せない自分を許せない」
と考えることもあります。
ただ、許せない自分をありのまま認めることも大切なのかなと思うんです。
それでは、今日も良い一日を!
ルトラ(@lutraxlutra)でした。
- 毒親は許さなくてもいい
- 親子と言っても結局は他人
- 自分の人生を邪魔させないためにも忘れるべき
- 親は子に有責、子は親に免責でいい