【映画感想・レビュー】映画『イエスタデイ』もし世界中から“ビートルズ”の存在が消えたとしたら…【★4.0】

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映画『イエスタデイ』作品情報

監督・脚本監督:ダニー・ボイル
脚本:リチャード・カーティス
出演者ヒメーシュ・パテル(ジャック・マリック)
リリー・ジェームズ(エリー・アップルトン
ジョエル・フライ(ロッキー
エド・シーラン(エド・シーラン)
ケイト・マッキノン(デブラ・ハマー)
ジャンルコメディ、ドラマ
製作年2019年
製作国イギリス
上映時間1時間52分
補足情報原題:Yesterday
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映画『イエスタデイ』あらすじ・内容

イギリスの小さな海辺の町に住むシンガーソングライターのジャック(ヒメーシュ・パテル)は、親友でマネージャーのエー(リリー・ジェームズ)と二人で、“音楽で有名になる”という夢を追いかけていた。
しかし、ジャックがその夢を諦めようと決心した夜、世界中で大規模な停電が発生、夜道を走っていた彼はバスに轢かれ昏睡状態に。
なんとか意識を取り戻したジャックだったが、あの有名なロックバンド「ビートルズ」の存在を知っているのが世界中で自分だけだという異変に気付く。
そして、その千載一遇のチャンスを利用し、ビートルズの曲を自分の曲として歌うことでスターへの階段を駆け上がっていくのだが・・・。

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映画『イエスタデイ』感想・評価・レビュー

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (4)

もし世界中から“ビートルズ”の存在が消えたとしたら…


冴えないシンガーソングライターの男が交通事故による昏睡状態から目を覚ますと、自分以外の人々の記憶からイギリスのロックバンド・ビートルズの存在が消えていて、それに気づいた男が彼らの曲を使って有名になろうとする話。

現代で言うところの「なろう系」とか「異世界転生系」っぽい感じ。
ビートルズを知らない人でも、ビートルズは知っているけどあまり曲は知らない人でも、ビートルズも曲も好きな人にも楽しめる映画になっていると思う。

序盤は“曲はいいけど誰も注目してくれない”ことで、「曲だけがすごいんじゃなくて、あの曲をビートルズが歌って演奏するからすごいんだ」という流れになるかと思ったら、個人で自宅にスタジオを持っている人に見つけられCDを出すことになり、あのエド・シーランにも見つかりスターへの道を駆け上がっていく。

それにより、「ビートルズ自体は存在していなくても、その名曲の数々は色褪せずに世代を超えて人々に愛されるんだ」といった“ビートルズへの最大のリスペクト”が伝わってくるようでなんだか心地いい。

ただ、ジャックが人気者になっていく一方で、彼の曲を聴きながらなんだか浮かない表情をしている一人の男性が現れる。
ここで「この男の人は顔にも言葉にも表せられないくらい感動しているのか?いや、もしかしてこの男の人もビートルズを覚えているのか?」という疑問が浮かび、ちょっとミステリー映画のような雰囲気が漂ってくる。

さらに、ビートルズの曲のイメージを膨らませるために、楽曲の舞台となった場所をジャックが訪れている時には、ある一人の女性が彼の様子を伺っているようなシーンが出てくる。
この2人の登場人物を見ていると、金と名声に溺れた男が成敗される系の流れなのかなとも思ったけど、それはこちらの早とちりだった。
ネタバレはしないけど、この2人の存在によってまたビートルズの魅力が画面から伝わってくるのがいい。

映画全体のテンポも良くて、ジャック×ビートルズの曲の組み合わせも聴いていて気持ちが良いし、エド・シーランの歌も演技も楽しめるし、恋心を隠しながら売れないジャックのマネージャーを務めていたエリーはチャーミングで可愛いし、幸福感溢れるラストは見ていてハッピーな気持ちになる素敵な映画でした。

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