【感想・ネタバレ】映画『5min in the dark』【★2.0】

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

『5min in the dark』作品情報

監督・脚本監督:堂野晶敬
出演者星名美雨
吉岡佑
五十嵐山人
ガッツ
ジャンル恋愛
製作年2020年
製作国日本
上映時間30分
補足情報

『5min in the dark』あらすじ

5分おきに目が見えなくなる病気を持つ咲(星名美雨)は、コンビニで目が見えなくなっていたところ、たまたま近くにいた竜司(吉岡佑)に助けてもらう。
それがきっかけで連絡先を交換した2人は、後日、竜司からの誘いでデートへ出かける。

『5min in the dark』の感想・レビュー

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (2)

レビュータイトル


男女2人とも演技があまり上手ではなくて、特に女の人はAIみたいな話し方なのが気になったのと、全体的にセリフがすごくダサいというか昭和臭い。
男の人が女の人にあれこれ質問するシーンは、まるでAV冒頭のインタビュー映像を見ているようだった。
映像の質感も、カラオケでMVなしの曲を歌う時に流れる映像みたいな古臭さがあった。

音に関しては、アフレコしたの?って感じの音の質感と音量バランスが悪くて内容にあまり集中できなかった。
声が聞こえなくてめちゃくちゃ音量を上げたら、エンディングで爆音が流れて耳が壊れるかと思うくらい音量のバランスが悪すぎる。

設定に関しては、5分おきに5分間目が見えなくなるという設定は面白いけど、5分間目が見える状態と5分間目が見えない状態がきっかり交互に来るのはリアリティがなくてダメ。

いつ目が見えなくなるかはわからないけど、タイミングは唐突で、最大5分間目が見えなくなるとかの緩さで良かった。

あとは、目が見えなくなったらタイマーで5分間計ってたけど、見える時間と見えなくなる時間が5分間ずつと把握しているなら、片耳だけイヤホンして、ポモドーロタイマーのアプリとか使って、見えてる5分間は音量なし、見えていない5分間は音を流すとか設定して生活した方が快適だよなと思ってしまった。

もう少しこの設定について触れると、この症状が出てから1年間経っているなら食事するときの箸が掴めないとか、定位置にあるスマホのボタンを押すのに焦る演技などは、ちょっと現実味がなかった。

あとは、特に関係なくコロナ禍の話を内容に取り入れてるのを見ると、とりあえず奇抜な設定×コロナ禍の男女の恋愛みたいなのを描きたかったのかなと思うけど、シンプルに面白くなかったし、ラストのオチも何も感じない。
30分と言う短さだが、それでも時間の無駄だったなと思った映画でした。