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こんにちは、ルトラ(@lutraxlutra)です。
今回は、菊池真理子さん著の『毒親サバイバル』をご紹介したいと思います。
「毒親育ち11人のエピソード」がショートマンガ形式で書かれています。
毒親の人物像、毒親育ちの実体験はわかりますが、具体的な「毒親から逃げ出す方法」「毒親育ちの悩みを解決する方法」が書かれているわけではありません。
しかし、この本を読むことで
“同じような環境で育った人がいるんだ”
“毒親育ちは自分だけじゃないんだ”
という気持ちを共感することで、毒親育ちの息苦しさから少し解放されるような気がしました。
色々なジャンルのエピソードが書かれている、毒親・毒親育ちという存在を知るきっかけとしても良い本です。
- マンガ形式でゆるく読みたい人
- 毒親・毒親育ちの家庭環境を知りたい人
- 自分の親は毒親かな?と悩んでいる人
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目次(タップして移動)
書籍の説明
著者について
菊池/真理子
埼玉県生まれ。2017年、アルコール依存症の父と家族のノンフィクションコミック『酔うと化け物になる父がつらい』(秋田書店)が大きな話題にAmazon 商品の説明 著者略歴より
書籍の内容・あらすじ
アルコール依存症の父親との顛末を描いた「酔うと化け物になる父がつらい」で
世に衝撃と共感をもたらした菊池真理子さんが
今度は毒親から生還した10人を取材してコミックにまとめました。菊池さん自身も含めて登場する、有名無名の11人の人々が
親から受けた傷はみんな違います。アルコール依存症の親、暴言と暴力の親、価値観を一方的に押し付ける親、
果てしなくお金をむしりとる親、そんな状況を見て見ぬふりする親……。
その体験談は赤裸々。毒親に育てられた子どもたちにとっての最大の悲劇は、
「家族ってこんなもの」「これが当たり前」と思いながら育ち、
自分が悪い、自分がヘンだとの想いから逃れられないこと。
大人になってからは「連鎖」におびえること。本書は、親と同じ道を選ばないために、全身、全力でサバイバルしていく11人のさまを、
リアルにコミック化した、コミックだからなしえた作品です。
本書が、傷を負って生きてきた人たちが、傷を負い続けないヒントとなりますように……。Amazon 商品の説明 内容より
書籍の目次
- プロローグ
- CASE.1 菊池真理子 (マンガ家)の場合
- CASE.2 朽木誠一郎(医療記者)の場合
- CASE.3 成宮アイコ(朗読詩人)の場合
- CASE.4 須藤正樹(編集者)の場合
- CASE.5 成田全(ライター)の場合
- CASE.6 石山良一(会社員)の場合
- CASE.7 米沢りか(マンガ家)の場合
- CASE.8 アルテイシア(文筆家)の場合
- CASE.9 鳥海奏秘妃(タロット占い師)の場合
- CASE.10 二村ヒトシ(AV監督・文筆家)の場合
- CASE.11 伊藤洋子(主婦)の場合
- エピローグ
読了時間の目安
ページ数は約163ページで、読了時間の目安は約1時間です。
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書籍感想・ネタバレ・評価
マンガはあっさりとした画風で、毒親本特有の“毒々しさ”のようなものはなく読みやすかったです。
その一方で、1話1話の短さと画風によって内容が薄く感じ、毒親育ちではない人が見ると「これが毒親なの?」と感じることがあるかも知れません。
ただ、そこには確実に「普通」ではない家族の形が存在しています。
「毒親とは?」ということを知るきっかけに。
また、「自分の親は毒親なのか?」と判断する材料の一つとして、この本は読んでみてもいいのではないでしょうか。
それでは、今日も良い一日を!
ルトラ(@lutraxlutra)でした。
- あっさりとした画風で読みやすい
- 「毒親とは?」「自分の親は毒親?」ということを知るきっかけに
- 「普通」ではない家族の形がある
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