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【書評・レビュー】コーヒー焙煎士という一筋の光『コーヒーはぼくの杖~発達障害の少年が家族と見つけた大切なもの』感想・レビュー

【書評】コーヒー焙煎士という一筋の光『コーヒーはぼくの杖~発達障害の少年が家族と見つけた大切なもの』感想・レビュー

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こんにちは、ルトラ(@lutraxlutra)です。

 

今回は、岩野響さん,岩野開人さん,岩野久美子さんの著書『コーヒーはぼくの杖~発達障害の少年が家族と見つけた大切なもの』をご紹介したいと思います。

 

8歳の頃にアスペルガー症候群(自閉症スペクトラム障害)と診断された著者の岩野響さんが、生き方を模索する中で見つけた「コーヒー焙煎士」という“自分にあった杖”を見つけるまでの家族のものがたりです。

 

響くん、お父さん、お母さんの順番の語りで構成され、それぞれの悩みや葛藤苦悩や決断などが語られていきます。

 

発達障害のお子さんを持つ家庭だけではなく

「将来のやりたいことが見つからない」

「これからどうやって生きていけばいいかわからない」

「自分に合った仕事ってなんだろう」

自分の生き方に“悩み”“迷い”がある人子育て中の方にも読んでもらいたい素敵な一冊です。

この本はこんな人にオススメ!
  1. 発達障害のお子さんを持つ人
  2. 現在、子育て中の人
  3. 自分の生き方に悩みや迷いがある人
【書評・レビュー】コーヒー焙煎士という一筋の光『コーヒーはぼくの杖~発達障害の少年が家族と見つけた大切なもの』感想・レビュー

【書評・レビュー】コーヒー焙煎士という一筋の光『コーヒーはぼくの杖~発達障害の少年が家族と見つけた大切なもの』感想・レビュー

書籍の説明

著者について

岩野 響

2002年生まれ。焙煎士。小学3年生でアスペルガー症候群と診断される。優れた味覚・嗅覚を活かし、高校進学をせずHORIZONLABO(ホライズン・ラボ)を開業。現在は通信販売で月替わりのオリジナルブレンドのコーヒー豆を販売している。

 

岩野 開人/岩野 久美子

響の両親。群馬県桐生市在住。裁断・染色などすべてが手作業、すべてが一点モノの洋服を扱うRIPPLEYo-HINTENを営む。

岩野響;岩野開人;岩野久美子『コーヒーはぼくの杖~発達障害の少年が家族と見つけた大切なもの』(三才ブックス・2017年)

書籍の内容・あらすじ

発達障害の子を持つ親はもちろん、「将来が見えない」「いったいどのように生きていけばいいのか」などすべての「未来に迷う」人たちに、きっとヒントになる家族のものがたり。

※本書は響くん、お父さん、お母さんの語りで構成。時に衝突するなどそれぞれの、その時々の思いが交錯しながら「ものがたり」は進んでいきます

Amazon 商品の説明 内容より

書籍の目次

はじめに

 

 

Chapter.1  発達障害とコーヒー

 

Section.1  15才のコーヒー焙煎士from響

 

Section.2  アスペルガーの予兆と診断from母

 

Section.3  〝ふつう〟ではない生き方from父

 

 

Chapter.2  自分の居場所をもとめて

 

Section.1  〝正しい〟中学生になろうとした日々from響

 

Section.2  学校という社会の内と外from母

 

Section.3  新しい道をともに切り拓くfrom父

 

 

Chapter.3  家族で見つけたぼくの『つえ』

 

Section.1  自分らしくどう生きていくかfrom響

 

Section.2  〝ふつう〟をやめて〝自分〟を認めるfrom母

 

Section.3  「自分で手に入れる」かけがえのない経験from父

 

 

エピローグ

読了時間の目安

ページ数は約149ページで、読了時間の目安は約1時間30分です。

【書評・レビュー】コーヒー焙煎士という一筋の光『コーヒーはぼくの杖~発達障害の少年が家族と見つけた大切なもの』感想・レビュー

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書籍の感想・レビュー・評価

本一冊を通して『家族のあり方』を問いかけているように感じました。

 

響さん、お父さん、お母さんという3つの視点で描かれているため、物語に深みが生まれてとても面白かったです。

 

最初は発達障害ということに戸惑いながらも、響さん自身はコーヒー焙煎士という熱中できるもの見つけ、お父さんお母さんはその熱意を丁寧に導いたことが素晴らしいなと思います。

 

本の中で響さんが言っていた

『ぼくは、自分が“ふつう”じゃないことを受け入れることにした。』

という言葉がすごく印象的でした。

 

ふつうじゃないことを受け入れることは、とても勇気がいることだと思います。

 

定型発達者の中にも、学校や社会、家庭で押し付けられる“普通”に悩み

「普通の人生は嫌だ」

「周りと違うことがしたい」

「自分の好きなことがしたい」

と思っていても、普通という型に無理やり押し込まれた人生に息苦しさを感じている人も多いと思います。

 

そういう息苦しさを抱えている人には、自分と社会を隔てる“障害”を自分の“個性”に変えることができた響さんの生き方は参考になる部分があるのではないでしょうか。

 

また、響さんのお父さんお母さんの接し方・導き方は、自分の子育てに迷っている方の参考になるのではないでしょうか。

 

僕はまだ家族がいませんので、この本をきっかけに自分に合った杖』を探してみたいと思います。

 

それでは、今日も良い一日を!

ルトラ(@lutraxlutra)でした。

この記事のまとめはこんな感じ!
  1. 『家族のあり方』を問う
  2. 人生に迷いがある人は生き方の参考になる
  3. 子育てに迷いがある人は導き方の参考になる
【書評・レビュー】コーヒー焙煎士という一筋の光『コーヒーはぼくの杖~発達障害の少年が家族と見つけた大切なもの』感想・レビュー

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