【親子問題】仕事を辞めた子供に親が言ってはいけないこと

【親子問題】仕事を辞めた子供に親が言ってはいけないこと

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今回は、仕事を辞めた子供がいる親向け『仕事を辞めた子供に親が言ってはいけないこと』について話していきたいと思います。

僕も仕事を辞めた後に親に色々言われたんですけど、それが直接の原因かはわかりませんが、うつ病になって長い間引きこもりになってしまった過去があります。

初期対応を間違えると親子関係が悪くなるのはもちろん、精神的に追い詰めてうつ病になったり、引きこもりになる可能性があります。

そうならないよう、この記事を読んでもらうことで、仕事を辞めた子供への不適切な対応について学んでいって欲しいです。

この記事はこんな人にオススメ!
  • 自分の子供が近々働く予定の親御さん
  • 自分の子供が現在働いている親御さん
  • 自分の子供が仕事を辞めた親御さん

仕事を辞めた子供に親が言ってはいけないこと

ここではさっそく、「仕事を辞めた子供に親が言ってはいけないこと」について話していきます。

ただのペンギン
ただのペンギン

それでは、話していきますっ!

その①:仕事を辞めた理由を聞く系

こんな感じで、仕事を辞めた理由を聞くのはやめましょう。

  • 「なんで仕事を辞めたの?」
  • 「どうして仕事を辞めたの?」

親だからこそ子供のことを知りたい、仕事を辞めた理由を聞きたいという気持ちはわかりますが、子供にだって言いたくないことがあります

パワハラならそのことを人に話すのはつらいですし、能力不足が原因ならそれも話したくはありません。

それに、仕事を辞めた理由を聞いたところで何か状況が変わるということでもないので、ただ理由が知りたいという親のエゴだけで子供を追い詰めるのは愚策です。

もし、仕事を辞めた理由が気になるのであれば、どうしても知りたい!という自分の欲求を抑えながら、子供が自然と口を開くのを待ちましょう

その②:相談してくれなかったことを責める系

こんな感じで、相談してくれなかったことを責める系の発言もNGです。

  • 「なんで辞める前に相談してくれなかったの?」
  • 「なんで辞めること言ってくれなかったの?」

こういうことを聞く親って、「相談してくれないほど自分(親)のことが信用してないのか」という不安を相手(子供)にぶつけてるだけです。

これはただ子供を追い詰めるだけなのでやめましょう。

なにか親に言いたくない理由があるのかもしれませんし、相談してもちゃんと聞いてもらえなかった子供の頃から経験から相談しなかったのかもしれません。

どんな理由であれ、相談してくれなかったことを責めるよりも、自分でちゃんと判断して決めたという自主性を尊重してあげた方がいいです。

その③:仕事を辞めたことを責める系

こんな感じの、仕事を辞めたことを責める系の発言はやめましょう。

  • 「せっかく頑張って入ったのにもったいない」
  • 「せっかく良い会社に入ったのにもったいない」
  • 「せっかく就活頑張ったのにもったない」

当たり前ですが、こういうのは親よりも本人の方が自覚していて、それでもやめざるを得なかった理由があるはずです。

すでに仕事を辞めた後何を言っても何かが変わるわけではないので、ゲームで言う“死体蹴り”のように、終わったことをわざわざ責めることは言わない方がいいです。

その④:仕事の辞め方を責める系

こんな感じの、仕事の辞め方を責める系の発言はやめましょう。

  • 「どうして次を決めずに辞めちゃったの?」
  • 「次の会社決めてから辞めればよかったじゃない」
  • 「なんで次のことも考えないで辞めちゃったの?」

もちろん、次の就職先を決めてからいまの仕事を辞めるのがベストだとは思います。

ただ、いま仕事をしながら新たに就職活動をするのは体力・気力的にきついですし、そんな余裕があったら今の仕事をもっと頑張った方がいいんじゃないか?と続けた結果、最終的に身体や心が壊れて仕事を辞めたパターンも考えられます。

これも、すでに仕事を辞めた終わったことなので、終わったことをチクチクと蒸し返すような行動は、かえって子供を追い詰めるだけなんです。

その⑤:説教して自分が気持ちよくなる系

こんな感じの、説教をして自分が気持ちよくなる系の発言もやめましょう。

  • 「そんなすぐ辞めたら逃げ癖付くよ?」
  • 「俺はな、仕事でつらくても頑張って認められてな~(以下略)」

子供の性格とか親子関係にもよるとは思うんですけど、仕事でつらい思いをしたり、仕事を辞めてこれからのことを考えなきゃいけなくて悩んでいるのに、そんな状態に追い打ちをかけるような親からの言葉は、ヘタしたらもう立ち直れないくらいのダメージです。

こういう言葉を親から毎日かけ続けられた結果食事とトイレと風呂以外はほぼ寝たきりの生活で長年引きこもっていた僕が言うので、これはガチです。

それで何もできなくなって、その状態に親がイライラしてさらに言葉が強くなってくる、それでさらに何もできなくなるという最悪の負のループを経験しました。

なので、仕事を辞めた子供よりも、親の方が多少は余裕があると思うので、余裕がある側の親が理性的でいるのが、子供にとっても良い影響を与えると思います。

その⑥:将来のことを聞く系

こんな感じで、将来のことを聞く系も僕はNGだと思っています。

  • 「将来のことちゃんと考えてるの?」
  • 「これからどうするの?」
  • 「なにかやりたいことあるの?」

特に、辞めたばかりで次のことを考える余裕も気力もないのにこういうことを聞かれると、ギリギリだった心に対してのトドメの一撃となってしまい、そこから引きこもり期間へと突入してしまうことも考えられます。

その⑦:周りと比べる系

こんな感じで、周りと比べる系の発言もただ一方的に追い詰めるだけなのでダメです。

  • 「友達だってみんな頑張ってるんだよ?」
  • 「周りの人はつらくてもちゃんと頑張ってるんだよ?」

こういうのは本人が一番他人と比べて劣等感を感じていたり頑張れなかった自分を日々責めて追い詰めていたりします。

まとめ:仕事を辞めた子供はまずはそっとしておくのが一番

以上が『仕事を辞めた子供に親が言ってはいけないこと』でした!

すべてが僕の経験談で、全員に当てはまるわけではないので、「こういう発言は、こういう理由で良くないんだな」くらいに覚えておいてもらえたら嬉しいです。

ただのペンギン
ただのペンギン

それじゃあ今日はこの辺で、またねっ!

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