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こんにちは、ルトラ(@lutraxlutra)です。
今回は、植松努さん著『好奇心を“天職”に変える空想教室』をご紹介したいと思います。
この本はズバリ「自分に子どもができたら読んでもらいたい本No.1」です!
子どもの頃は誰もが持っていた“好奇心”や“夢”は、大人たちの「どうせ無理」という言葉によって、徐々に“諦め”に変わっていってしまいます。
そんな子供たちの夢を追いかける気持ちや、目標に向かってがむしゃらに頑張る気持ちにそっと背中を押してくれる。
そんな一冊にとなっています。
この本を読んだ後は、子どもでも大人でも、きっと何か新しいことにチャレンジしたくなるような勇気が湧いてくるはずです!
- 何か新しいことに挑戦する勇気が欲しい人
- 夢を持ち続けて頑張っている人
- 失敗が怖くて、自信ややる気を失ってしまった人
目次(タップして移動)
書籍の説明
著者について
植松 努
1966年、北海道芦別市生まれ。株式会社植松電機・専務取締役。株式会社カムイスペースワークス・代表取締役。NPO法人北海道宇宙科学技術創成センター(HASTIC)・理事。
幼少の頃より紙飛行機が好きで、大学では流体力学を学び、卒業後に入った会社では航空機設計も手がけた。
現在は植松電機にてロケット開発、宇宙空間と同じ無重力状態を作り出す微小重力の実験、小型の人工衛星開発、アメリカ民間宇宙開発企業との共同事業、これら4つの宇宙開発を軸に各研究を進める。
その一方で、全国各地の講演やモデルロケット教室を通じて、年間10000人以上の子どもに“夢をあきらめないことの大切さ”を訴えている。
また2010年4月からは、「住宅に関するコスト1/10、食に関するコストを1/2、教育に関するコスト0」の社会システムをめざす実験「ARCプロジェクト」を開始した。
主な著書に『NASAより宇宙に近い町工場』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)がある。Amazon 商品の説明 著者についてより
書籍の内容・あらすじ
TEDxで話題沸騰!
涙が出てきて止まらない。
いま日本中を熱狂させている
「人生最高の感動スピーチ」が一冊の本に。
未経験、コネなし、援助なし、20人にも満たない町工場から、
自家製のロケットを打ち上げるという経験から見つけた、
“どんな夢でも実現させてしまう方法”。
誰もが信じて疑わなかった常識を、
「工夫」によって次々と塗り替えていく著者の生き様に、
誰もが胸をときめかせ、忘れかけていた夢を思い出すだろうAmazon 商品の説明 内容より
書籍の目次
Lesson1 思い描く。
- 01 もう一度、「自分の夢ってなんだろう?」と考える。
- 02 「すでにできること」ではなく「まだできないこと」をはじめてみる。
- 03 はじめから人にまかせず、まずは自分で試してみる。
- 04 今の時代の「ラッキー」から、作り出せるものを考える。
- 05 なくなるお金ではなく、なくならない知識をためる。
Lesson2 思い込む。
- 06 プレッシャーを感じる役割を、すすんで引き受けてみる。
- 07 他の人がやっていないことを、自分からためしてみる。
- 08 うまくいかなかったとき、「だったらこうしたら?」と考える。
- 09 「これまで」を見ないで、「これから」のことを決める。
- 10 いたずら心を出して、余計なことをやってみる。
Lesson3 思いやり。
- 11 素直さや真面目さより、「自分の考え」を優先する。
- 12 「気が合う人」よりも、「経験がある人」に相談する。
- 13 何冊も伝記を読んで、ヒーローたちを真似る。
- 14 「自分と違うタイプの人」に、自分から心を開いてみる。
- 15 定期的に「いまからやりたいこと」を考える。
Lesson4 思い切る。
- 16 「楽そうな方」ではなく「楽しそうな方」を選ぶ。
- 17 いやなことを見つけたら、なぜいやなのかを考える。
- 18 目の前の仕事だけではなく、次の仕事も同時にはじめる。
- 19 「ちゃんとしている」ふりをせず、「自分の弱み」を見せる。
- 20 好きなことは「やめろ」と言われても続ける。
- 21 「どうせ無理」と戦う。
Lesson5 思い続ける。
- 22 「なにになりたいか」ではなく「なにをやりたいか」を考える。
- 23 中途半端になってもいいから、好きなことにはいくつも手を出す。
- 24 否定されても、怒らず聞き流す。
Lesson5 おわりに。
読了時間の目安
ページ数は約196ページで、読了時間の目安は約1時間です。
書籍感想・ネタバレ・評価
わかりやすい簡単な言葉選びで子どもにとって読みやすく、世の中の核心を突くような内容が書かれているので、大人にとっても学ぶことが多い本でした。
内容自体はYouTubeにある『Ted×Sapporo』での公演内容に加筆された感じになります。
先にYouTubeを見てしまうと少し物足りない気がしますが、本として読むとまた違った視点で捉えることができたので、動画と文章と両方で見ることをオススメします。
この本から学んだこと2つほど、植松さんの言葉を引用しながら説明したいと思います。
自分の可能性を奪われてはいけない
植松さんはこう言っています。
誰が「どうせ無理だ」と教えてくれたのか。
それは、やったことがない人たちです。
やったことがない自分の心です。
やったことがない人たちは、いつも適当な「やらない言い訳」を教えてくれます。
そのせいでぼくたちはときどき、なにができるのか、なにをしていいのかがわからなくなります。
植松 努 『「どうせ無理」と思っている君へ 本当の自信の増やしかた』(サンクチュアリ出版・2015年)
あなたは夢や目標を人に語った時「どうせ無理だよ」「現実を見ろ」みたいに否定された経験はありませんか?
親、友人、先生など、身近な人に言われたことはありませんか?
そして、それを言われたあなたはその夢や目標を諦めてしまってはいませんか?
こういった、夢や目標に対して否定的な意見を言う人はそれを“やったことがない人たち”なんです。
自分はやったことがないのに、経験したこともないのに否定するなんておかしな話です。
ただ、こういった人たちは世の中にたくさんいます。
自分の可能性を奪われないためにも、自分を信じて“自分の味方は常に自分でいること”が大事になります。
「これからなにを学ぶか」が大事
植松さんはこう言っています。
学歴や職歴、自分の過去のことなどで悩んでいる人もいるかもしれませんが、重要なのは「今までどうだったか」じゃない。「これからなにを学ぶか」です。
植松 努 『「どうせ無理」と思っている君へ 本当の自信の増やしかた』(サンクチュアリ出版・2015年)
みなさんはこういう理由で、人生を諦めていませんか?
「自分には学歴がないから」
「自分には良いところがないから」
「今までうまくいった経験がないから」
これらは全部“過去のこと”なんです。
いままで頑張っても上手くいかなかった=これから頑張っても上手くいかない
なんてことは絶対にありえません。
よく「過去を変えられないが、未来は変えられる」という言葉があります。
この言葉に少しでも「いやいや…」みたいに否定的な気持ちになった人は、「どうせ無理」と周りに言われ続けた結果、「自分は何をやってもだめなんだ」と思い込まされています。
過去は過去なんです。
自分のこれからをどう生きていくかによって、未来の自分は確実に変えることができるんです。
それでは、今日も良い一日を!
ルトラ(@lutraxlutra)でした。
- 自分を信じ、誰かに自分の可能性を奪われないようにする
- 過去は過去
- これから何を学ぶかが大事、未来は変えられる