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『エクストーション 家族の値段』の作品情報
監督・脚本 | 監督:フィル・ヴォルケン 脚本:フィル・ヴォルケン |
ジャンル | サスペンス、サバイバル、 |
製作年 | 2016年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 1時間49分 |
補足情報 | 原題:EXTORTION |
『エクストーション 家族の値段』のあらすじ
医者のケビン(アイオン・ベイリー)と妻のジュリー(ベサニー・ジョイ・レンツ)、そして息子のアンディの家族3人は、家族旅行でバハマ諸島を訪れていた。
息子が楽しみにしていた水上スキーが予約でいっぱいということで、仕方がなく地元の人にボートを借りて無人島まで行くことに。
家族だけの時間を満喫して帰ろうとしたその時、何らかのトラブルでエンジンが掛からなくなってしまう。
何度もエンジンの再始動を試してみたり遠くを通った船に助けを求めるも状況は変わらず、飲まず食わずで数日間を過ごし、意識が朦朧としてきたその時、偶然近くを通りかかった漁師2人組に助けられる。
ようやく助けが来てくれたと安心したのも束の間、その漁師は「妻と子供を助けたかったら“100万ドル”を払え」と要求してくる・・・。
『エクストーション 家族の値段』のキャスト
- アイオン・ベイリー
- バーカッド・アブディ
- ダニー・グローヴァー
- ベサニー・ジョイ・レンツ
『エクストーション 家族の値段』の感想・評価
家族旅行で訪れたリゾート地で思わぬ事態に…
家族旅行で訪れたリゾート地でボートを借りて無人島まで行ったら船が故障して帰れなくなり、偶然自分たちを見つけて助けてくれた人が法外な救出費を請求してきて・・・という話。
イメージでただの家族の遭難もののワンシチュエーション映画かと思っていたけど、ストーリー展開がスピーディーかつスリリングで想像してたより面白かった。
最初は家族楽しくバカンス~からの、船の故障で遭難、運よく通りかかった船に助けてもらうが自分が医者とわかると法外な救出費を請求、人質として妻と息子だけ島に残してそこから金を集めるために色々な人を電話したり銀行で金を下ろしたりと金策に走り、金を払った後は通報の恐れから海に沈められ、またまた通りかかった船に助けてもらう。
という感じの流れから始まり、バカンス~船の遭難~救出~法外な救出費を請求~金策に走る~警察にバレたくないからと海に沈められる~またまた助けてもらう~警察総出で捜索と思いきや主人公は保険金殺人を疑われる~主人公が独断で犯人を探すために動くなどなど、展開が二転三転してずっと飽きない。
前半はほっこり家族ドラマ、中盤は犯人探しのサスペンス、後半はクライムアクションみたいな感じが楽しめる。
主人公の家族を助けるためにどんなことでもやってやろうという執念で犯人を追い詰めるも、運のなさからどんどん事態が悪化していく展開はついつい笑っちゃう。
主人公が医者という設定もちゃんと物語に活かされてて良かった。
序盤で警察に助けを求めた方が上手く行ったんじゃないかとか、展開の粗さはちょっと気になったけど、そんな細かいことを吹き飛ばすほどの勢いのあるストーリー展開で面白かった。
最初はB級映画と思って期待してなかったけど、思わぬ掘り出し物を見つけた気分。これだから第一印象でつまらなそうだなと思った映画を観るのはやめられない。