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『ファイヤー・ウィズ・ファイヤー 炎の誓い』の作品情報
監督・脚本 | 監督:デヴィッド・バレット 脚本:トム・オコナー |
ジャンル | アクション |
製作年 | 2011年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 1時間37分 |
補足情報 | 原題:FIRE WITH FIRE |
『ファイヤー・ウィズ・ファイヤー 炎の誓い』のあらすじ
ある日、消防士のジェレミー(ジョシュ・デュアメル)は、仕事帰りに立ち寄ったコンビニでギャングによる殺人事件に遭遇してしまう。
担当刑事のセラ(ブルース・ウィリス)は、ジェレミーをギャングから守るべく証人保護プログラムを発動させる。
これによって、名前も住所も変えて別人として生きることになったジェレミーだったが、ギャングのボス・ヘイガン(ヴィンセント・ドノフリオ)による執拗な追跡が待っていた。
その魔の手はジェレミーだけでなく、最愛の女性・タリア(ヴィンセント・ドノフリオ)や友人の命まで脅かし始めるーーー。
『ファイヤー・ウィズ・ファイヤー 炎の誓い』のキャスト
- ジョシュ・デュアメル
- ブルース・ウィリス
- ロザリオ・ドーソン
- ヴィンセント・ドノフリオ
- ジュリアン・マクマホン
- 50セント
- ヴィニー・ジョーンズ
- アリ・ヴァーヴィーン
- エリック・ウィンター
- ボニー・サマーヴィル
- リチャード・シフ
『ファイヤー・ウィズ・ファイヤー 炎の誓い』の感想・評価
大切な人を守るためにギャングと戦う一人のファイヤーマン
ギャングによる殺人事件を目撃してしまった一人の消防士が、そいつらの報復から自分や大切な人を守るため、逆に自らギャングを殺しに行く話。
証人保護プログラムによって別人として生きることになった~みたいな設定は面白いし、キャストは豪華だし、映像も退屈というほどではなかったけど、全体的に中途半端な感じ。
主人公もめちゃくちゃ強いわけじゃなくてなんかラッキーで敵を倒しちゃう感じだし、消防士という設定も特に活かしきれてなくて、そもそも主人公にあまり魅力がないのに加え、敵側のギャングも魅力がないので、もっとアクションましましで迫力ある感じにするか、骨太なハードボイルド系に寄せた方が良かったと思う。
あと、ギャングをもっと残虐非道な感じに描いた方が物語としては深みが出たんじゃないかな。
逃げても逃げても主人公のことを追いかけ回すとか、主人公の周りの人間を皆殺しにするくらいのインパクトが欲しかった。
ブルース・ウィリスの出演時間は短いものの存在感はあっただけに、もっとストーリーに絡ませていれば面白くなったのにと思う。
ブルース・ウィリスは過去に相棒をギャングに殺された過去があって、そのギャングが、まさに主人公を追っているギャングなのだから、主人公とバディでギャングを追い詰めるとかしても良かったんじゃないかな。
もしくは、ブルースウィリスと主人公のジョシュ・デュアメルの立ち位置を入れ替えてのバディものとかの方が面白そう。
ストーリーと言うか、主人公の行動も短絡的な感じがした。
仕事一筋で独身の男が、自分を守るための証人保護プログラム中に出会った女性と恋をして、その女性が傷つけられたことがきっかけでギャングに復讐(?)するようになるんだけど、女の人は死んでた方がその後の行動に説得力があったと思う。
テンポはいいけど、それはストーリーの浅さから来るような感じだったので、もっとテンポはゆっくりでもいいから内容を濃くした方が良かったなと思った作品でした。