この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
『ハード・ヒット 発信制限』の作品情報
監督・脚本 | 監督:キム・チャンジュ 脚本:キム・チャンジュ、キム・ミヒョン |
ジャンル | アクション、スリラー |
製作年 | 2021年 |
製作国 | 韓国 |
上映時間 | 1時間34分 |
補足情報 | 原題:발신제한 英題:HARD HIT |
『ハード・ヒット 発信制限』のあらすじ
パルン銀行の支店長として働くソンギュ(チョ・ウジン)は、車で子供を学校へ送り届ける途中、ダッシュボードに入っていた謎の携帯から連絡を受ける。
最初は運転代行の人が忘れたものと思い、その連絡を気にも留めていなかった。
2回目の着信で「あなたの車のシートの下に爆弾がある、降りると爆発する」と言われシートの下に手を伸ばすと、爆弾らしきものを発見するーーー。
『ハード・ヒット 発信制限』のキャスト
- チョ・ウジン
- イ・ジェイン
- チ・チャンウク
- チン・ギョン
- キム・ジホ
『ハード・ヒット 発信制限』の感想・評価
車に仕掛けられた爆弾、降りれば即死亡
前半45分くらいまでは車の中と電話でのやり取りが中心に展開が進むので、ソリッドシチュエーションのような緊迫感もあって面白い、後半45分は「いやいや、そんな風にはならんやろ…」的な展開が多くて、ストーリーの粗さが目立ったまま終わった感じ。
雑な展開がいくつもあって、そもそも車のシートを含め車内3ヶ所にどうやって爆弾仕込んだんだってことから始まり、最初の爆発で息子の太ももにだけ破片が刺さったのはありえないし、警察が主人公を犯人と疑うなら射殺の準備する前にタイヤパンクさせるとか逃走を防ぐこともできただろうし、被疑者の弟と名乗る人物のボディチェック甘め身辺調査甘めで接触させるのも強引すぎる、その後に犯人と娘が一緒にいるのもなんで警察は娘を保護しないのって感じだし、最後に海に車が突っ込んだ時点でお尻浮いて爆発しちゃうだろうし、あんなギミックで爆弾の爆発を防げてるんなら結構初期になんとかできただろうしでツッコミどころ満載。
あと、犯人を探すために、犯人と電話をしながら周りに電話をしている犯人らしき人物がいないか探すシーンがあったけど、主人公がしているように犯人もイヤホンして会話するだろうから意味ないよと思った。
焦ってたらそんなこと思いつかないんだろうけど、マイク付きのイヤホンが広まった現代では変な演出だった。
雰囲気で見たら面白かったけど、後半から一気に畳みかけるようにおかしいところがたくさん出てくるので、そこら辺のストーリー展開の粗さが目立つし、犯人が巧妙というよりは明らかに警察が無能すぎるだけって感じ。
本当に最初の45分だけはそこそこ良かった、後半の45分はダメダメ。