【映画感想・レビュー】映画『甥の告白』勇気ある告白に背中を押された男たち

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映画『甥の告白』の作品情報

監督・脚本監督:高橋雅紀
脚本:高橋雅紀
出演者田口ゆたか
樋口勇作
齋藤祥希
滝本祥人

岬万泰
齋藤英文
ジャンルドラマ
製作年2022年
製作国日本
上映時間22分
補足情報

映画『甥の告白』のあらすじ・内容

兄が経営する工場で働く正二(田口ゆたか)は、会社の将来を考えて新規の大口契約をしようと思っていたが、お得意さんを大事にする兄に反対されてしまう。
就職氷河期で就職先が見つからなかった自分を拾ってくれた恩もあり、兄に対しては自分の意見を強く言えずにいた。
そんなある日、兄の退院祝いで家族一同が集まった際、甥がある“告白”をする姿を見た正二は、もう一度兄に自分の意見をぶつけてみることにーーー。

映画『甥の告白』の感想・レビュー・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (3)

勇気ある告白に背中を押された男たち


勇気を振り絞って自分の意見を伝える子供の姿を見て、周りの大人たちが感化されて一歩を踏み出すという展開はベタだけど良かった。

ただ、この映画において大事な役割を持つ父親(正二の兄)の演技が棒読みじゃなければもっと感動できたと思う。

あと、22分と短い時間で映画を作るなら、主人公の正二の兄に対する悩みや葛藤に焦点を当てた方がわかりやすかった。
背中を押されたもう一人の男のエピソードはなくても良かったんじゃないかな?
この男のエピソードを入れるなら、30分くらいで主人公の話を入れても面白かったと思う。

タイトルの『甥の告白』とあるように、甥の演技がすごく良かったのと、主人公の俳優の演技がキャラクターに合っていたので、それなりに面白かったです。