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【映画感想・レビュー】映画『ステップ』シングルファザーと娘の10年間の物語

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映画『ステップ』の作品情報

監督飯塚健
出演者山田孝之
田中里念
白鳥玉季
中野翠咲
伊藤沙莉
川栄李奈
片岡礼子
角田晃広
日高七海
岩松了
広末涼子
余貴美子
國村隼
ジャンルドラマ
製作年2020年
製作国日本
上映時間1時間58分
補足情報原作小説:重松清『ステップ』

【あらすじ】『ステップ』のあらすじ・内容

結婚3年目、30歳という若さで妻を亡くした健一(山田孝之)は、カレンダーに“再出発”と書き込み、2歳半になる娘・美紀の子育てと仕事とを両立する生活が始まった。
健一はトップセールスマンとしてのプライドを捨て、時短勤務ができる部署へと異動。
何もかもが初めてのことだらけの毎日を必死に過ごしていた。
そんな姿を見て義両親が娘を引き取ろうかと提案してくれたが、男手一つで育てることを決める。
子供の成長と共に、大切な妻と死別してからの時間を噛みしめながら、周りに支えられながらも前へと進んでいく。娘が保育園から小学校を卒業するまでの10年間の親子の物語ーーー。

映画『ステップ』の感想・レビュー・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (4.5)

人の温かさを感じる物語


シングルファザーが主役ということで、母親がいないとできないこと、うまくいかないことがあったり、営業時代の上司に戻ってきてくれと頼まれても子供のために頭を下げて断ったり、時短勤務で周りに申し訳なさそうに帰宅する様子だったり、義両親との関係だったり、一人でいっぱいいっぱいになる様子が丁寧に描かれていた。

自分はシングルファザーの経験もないし子供もいないのだが、思わず感情移入して胸がウッとなってしまうくらい大変な様子が画面や演技からひしひしと伝わってくる。

正直、ところどころに胸が苦しくなる瞬間があって、見ていて息苦しさすらも覚えた。
保育園の先生や学校の先生から説教じみた言葉を投げかけられた際には、思わず怒りすら覚える。
「こっちは一人で精いっぱいやっているんだよ」と。
だからと言ってこっちの気持ちを全面的に理解してくれよ、というのも違うのでそこがまたもどかしいところ。

娘が保育園から小学校を卒業するまでの約10年間が描かれているのだが、浅過ぎず詰め込み過ぎず、駆け足な感じもダラダラとする感じもなく、ちょうどよく2時間に収まっていて、見終わった後の余韻も含めて心地よい映画だった。