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『シャッター アイランド』の作品情報
監督・脚本 | 監督:マーティン・スコセッシ 脚本:レータ・カログリディス |
ジャンル | ミステリー、スリラー |
製作年 | 2009年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 2時間18分 |
補足情報 | 原題:Shutter Island |
『シャッター アイランド』のあらすじ
アメリカの連邦保安官テディ・ダニエルズ (レオナルド・ディカプリオ)は、新しく配属された相棒チャック・オール(マーク・ラファロ)と共に、精神異常者のために作られた孤島にある精神病院「アッシュクリフ」へと向かっていた。
その病院から、自分の子供を3人殺した過去を持つ女性患者“レイチェル・ソランド”が行方不明となったため、彼女の謎の失踪を捜査することが目的だ。
島に上陸して早速捜査を開始するが、失踪状況に不可解な点がいくつも見つかり、職員たちは何かを隠しているような怪し気な雰囲気を醸し出していたーーー。
『シャッター アイランド』の登場人物・キャスト
- レオナルド・ディカプリオ(テディ・ダニエルズ)
- マーク・ラファロ(チャック・オール)
- ベン・キングズレー(ジョン・コーリー)
- ミシェル・ウィリアムズ(ドロレス・シャナル)
- エミリー・モーティマー(レイチェル・ソランド)
- マックス・フォン・シドー(ジェレミア・ナーリング)
- パトリシア・クラークソン(エセル・バートン)
- ジャッキー・アール・ヘイリー(ジョージ・ノイス)
- イライアス・コティーズ(アンドリュー・リーディス)
- テッド・レヴィン(警備隊長)
- ジョン・キャロル・リンチ(マクフィアソン副警備隊長)
- クリストファー・デナム(ピーター・ブリーン)
- カーティス・クック
『シャッター アイランド』の感想・ネタバレ・評価
孤島にある精神病院に隠された謎
孤島にある精神病院である女性が行方不明になり、その捜査のためにアメリカの連邦保安官2人が島に上陸するが、調べていくうちにだんだんと謎が深まっていくサスペンススリラー。
物語が進むにつれて何が真実なのか何が嘘なのかだんだんとわからなくなってくるので、捜査している連邦保安官と同じようにこっちまで頭がおかしくなってくる。
序盤から細かい伏線がいくつも張られているので、ちゃんと登場人物の仕草や目線に注目していないと謎を見落としてしまうので注意が必要。
途中でオチらしきものに気が付いたとしても、「やっぱり違うんじゃない?」「やっぱりそういうことか?」と二者択一の問いがグルグルと頭の中で駆け巡るので、最後まで展開に目が離せない。
もしも途中から「こういうオチだろ!」と決めつけて「早くも謎が解けちゃったな~」と思ったとしても、この映画はサスペンス要素以外にも人間ドラマの一面も持ち合わせているので、オチがわかったとしても結局最後まで面白い。
ネタバレすると面白くなくなっちゃうから深くは言えないのがもどかしいけど、主演のレオナルド・ディカプリオはもちろん他の俳優たちの演技力も抜群で、映画の魅力を最大限に引き立てる音楽もとても良かったし、ラスト30分のシーンは最高の時間だった。
少しネタバレすると、この映画を観終わってオチを理解して納得したとしても、あの洞窟の女性の存在によってはIFルートが発生し真逆の結論になるので、「もしもこっちのパターンだとしたら…?」と考えるのも面白いですし、オチを知ってからもう一度見るのもおすすめです。