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『96時間 リベンジ』の作品情報
監督・脚本 | 監督:オリヴィエ・メガトン 脚本:リュック・ベッソン、ロバート・マーク・ケイメン |
ジャンル | サスペンス、アクション |
製作年 | 2012年 |
製作国 | フランス |
上映時間 | 1時間36分 |
補足情報 | 原題:Taken 2 |
『96時間 リベンジ』のあらすじ
元CIA工作員のブライアン(リーアム・ニーソン)は、元妻のレノーア(ファムケ・ヤンセン)と旦那との関係が悪化していること、娘のキム(マギー・グレイス)が誘拐されたトラウマに苦しんでいることを知る。
そこで、自分のイスタンブールでの仕事が終わった後、気晴らしにそこで一緒に休暇を過ごさないかと提案する。
当日、仕事が終わっても二人からの連絡が来なくてがっかりしていたブライアンのところに、サプライズでレノーアとキムがやって来て、3人は束の間の休息を楽しむことに。
その一方、息子をブライアンに殺されたアルバニアマフィアのボス・ムラド(ラデ・シェルベッジア)が、ブライアンら家族に復讐するため、部下と共にイスタンブールへとやってきていたーーー。
『96時間 リベンジ』のキャスト
- リーアム・ニーソン(ブライアン・ミルズ)
- マギー・グレイス(キム)
- ファムケ・ヤンセン(レノーア)
- リーランド・オーサー(サム)
- ジョン・グライス(ケイシー)
- D・B・スウィーニー(バーニー)
- ルーク・グライムス(ジェイミー)
- ラデ・シェルベッジア(ムラド)
- ケヴォルク・マリキャン
- アラン・フィグラルツ
『96時間 リベンジ』の感想・ネタバレ・評価

息子を殺された男の復讐
リーアム・ニーソン主演の『96時間(原題:Taken)』シリーズの第二作目で、前作で殺した人身売買組織の男の父親に恨まれて、異国の地で家族全員が危険に晒される話。
前作は娘が攫われた状態でのスタートで、少ない手掛かりから徐々に相手を追い詰め、大切な娘のためには残虐な手段もいとわない冷酷な男という感じでしたが、今作では家族全員が狙われた上に、自分と元妻は囚われてしまうという危機的状況でのスタート。
そんなピンチなときでも、いざという時に備えて準備していた小型携帯を使ったり、異常なまでの追跡能力を駆使して状況を打開する圧倒的強者感は健在で、前作で見ていた彼が戻ってきたような興奮が楽しめます。
さらに、前作のことがあったからか少し親子関係が良くなっていたり、逆に前作で危険な目にあったからこそトラウマで関係が悪くなってたりして、親子や夫婦関係が描かれた上で、囚われて自分を娘に助けてもらうという展開だったので、より家族愛みたいなものが強調されていて、そこは前作との違いが出ていて良かったです。
前作では、新しい妻の旦那が超金持ちでブライアンがせっかくお金を貯めて買ったプレゼントを馬1頭のプレゼントで台無しにされたり、元妻からは煙たがられたりしながらも、自分や愛する妻のためにさらわれた娘を助けるちょっと不憫な姿を見ていただけに、今作でより関係が良くなって彼の努力が報われている感じがするのも気持ちいいです。
ただ、ストーリーはシンプルでわかりやすいけど、逆に言えば単調で面白みはなく、前作を期待してみるとガッカリする気はします。
これは一作目が素晴らしすぎたというだけなので、リーアム・ニーソン演じるブライアンのあのカッコ良さがまた楽しめただけでも十分見る価値はあったかなと思います。