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『インクレディブル・ハルク』の作品情報
監督・脚本 | 監督:ルイ・レテリエ 脚本:ザック・ペン |
ジャンル | アクション |
製作年 | 2008年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 1時間52分 |
補足情報 | 原題:The Incredible Hulk |
『インクレディブル・ハルク』のあらすじ
兵士強化実験の研究を行っていた天才物理学者のブルース・バナー(エドワード・ノートン)は、その結果を自らで試そうと大量のガンマ線を浴びたところ実験は失敗、それにより心拍数200を超えると緑色の巨大な怪物に変貌するようになってしまった。
さらに、その特異体質に目を付けたサディアス・ロス将軍(ウィリアム・ハート)に追われることになり、ブラジルのスラム街でひっそりと暮らしながら元に戻る方法を模索していた。
しかし、ある出来事によりブルースの居場所がバレてしまい、最強の兵士・ブロンスキー(ティム・ロス)を含む特殊部隊が近くへと迫っていたーーー。
『インクレディブル・ハルク』のキャスト
- エドワード・ノートン(ブルース・バナー)
- リヴ・タイラー(エリザベス・ロス)
- ウィリアム・ハート(アメリカ陸軍将軍:サディアス・E・“サンダーボルト”・ロス)
- エミル・ブロンスキー(最強の兵士:ティム・ロス)
- ティム・ロス(アボミネーション)
- ティム・ブレイク・ネルソン(サミュエル・スターンズ)
- タイ・バーレル(レナード・サムソン)
- ウィリアム・ハート(サディアス・E・ロス)
- ピーター・メンサー(ジョー・グレラー)
- ルー・フェリグノ(ハルク)
- ポール・ソールズ(スタンリー)
- デボラ・ナシメント(マルティナ)
- ヒクソン・グレイシー(合気道のインストラクター)
- スタン・リー
- ロバート・ダウニー・Jr(アイアンマン)
『インクレディブル・ハルク』の感想・ネタバレ

「ハルク」誕生を描いた物語
MCUシリーズ2作目の「ハルク」誕生を描いた作品で、放射線実験のために多量のガンマ線を浴びた科学者のブルース・バナーは、心拍数200を超えると巨大な緑色のモンスターへと変貌するようになってしまい、その特異体質に目を付けた軍の将軍から逃げ回る話。
序盤のまだ「ハルク」という名前もなく、存在も能力も未知数の緑の巨大なモンスターが、訓練された軍人相手に暴れ回るシーンはアクション映画というよりももはやモンスターパニック映画のようなホラー感で、物語終盤のような迫力が序盤が楽しめるのは面白かったです。
それもちゃんと出オチで終わるわけではなく、中盤の軍隊との大規模戦闘シーンでは、様々な重火器・兵器を駆使してハルクを掃討しようとするもののその頑丈さやパワーに圧倒されるので、ハルクの超人としてのスペックを存分に見せてくれるのはめちゃくちゃ良い。
しかも、ただパワーで圧倒すると思いきや、戦車の一部をはぎ取ってナックルやシールドのような使い方をしたりと、戦闘のバリエーションも多くて見ていてとても楽しめます。
ラストの同じ超人同士の戦闘では、15年以上前に作られた映画とは思えないくらいCGがすごくて、街中を巻き込んだ大迫力な戦いが続くのもアクション映画としても満点な出来でした。
戦闘シーンはもちろん魅力的でしたが、ブルース・バナーの優しい人柄や魅力が存分に伝わってきたり、恋人のエリザベスとのやり取りはちょっと感傷的な気持ちになったりと、細かいところもちゃんと全部面白く最後まで飽きずに観ることができます。
アベンジャーズに繋がるやり取りもチラホラ出てくるので、続編に繋がるという意味でも良かったです。