【感想・ネタバレ】映画『ゾディアック』アメリカで実際に起きた未解決連続殺人事件【★4.0】

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

『ゾディアック』作品情報

監督・脚本監督:デヴィッド・フィンチャー
脚本:ジェームズ・ヴァンダービルト
出演者ジェイク・ギレンホール
マーク・ラファロ
ロバート・ダウニー・Jr
アンソニー・エドワーズ
ブライアン・コックス
イライアス・コティーズ
クロエ・セヴィニー
ドナル・ローグ
ジョン・キャロル・リンチ
ダーモット・マローニー
リッチモンド・アークエット
ボブ・スティーヴンソン
ジョン・テリー
ジョン・ゲッツ
キャンディ・クラーク
フィリップ・ベイカー・ホール
ジェイソン・ワイルズ
マット・ウィンストン
ザック・グルニエ
アダム・ゴールドバーグ
ジェームズ・レグロス
クレア・デュヴァル
ポール・シュルツ
ジョン・レイシー
エド・セトレキアン
ドーン・リー
ペル・ジェームズ
リー・ノリス
ジョエル・ビソネット
トーマス・コパッチ
バリー・リヴィングストン
クリストファー・ジョン・フィールズ
ジャンルミステリ―、クライム
製作年2006年
製作国アメリカ
上映時間2時間37分
補足情報原題:Zodiac

『ゾディアック』あらすじ

1969年のアメリカ・カリフォルニア州バレーホで、若いカップルが銃撃される事件が発生。
その一ヶ月後、新聞社「サンフランシスコ・クロニクル」に犯人と思われる人物から暗号付きの手紙が送られてくる。
そこには、“1969年8月1日金曜の夜、大量殺人を開始する”と書かれていた。
偶然そこに居合わせた、暗号やパズル好きの漫画家ロバート・グレイスミス(ジェイク・ギレンホール)は、ゾディアックの謎にのめり込んでいくーーー。

『ゾディアック』感想・ネタバレ・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (4)

アメリカで実際に起きた未解決連続殺人事件


1968年から1974年にかけて、アメリカで実際に起きた連続殺人事件『ゾディアック事件』の真相を追う男たちを描いた作品で、ロバート・グレイスミスによるノンフィクション小説『ゾディアック』が原作。

現在も調査中の未解決事件なので犯人は不明、犯人に迫るサスペンス要素もありながら、事件の真相を追い続ける執念や翻弄される男たちの姿を映した人間ドラマもあり、まるでドキュメンタリーを見ているような感じもあった。

最初の1時間30分は、事件が発生しては犯人から手紙が届いて、捜査するもいまいち確信に迫れずといった描写が続くため結構退屈、だけどそれを乗り越えたラスト1時間は徐々に確信に迫っていくので、手に汗握る展開が続いてかなり楽しめる。

登場人物の名前がいっぱい出てきて覚えにくいし、序盤は話が進まなくてテンポ悪いし、映画自体の長さも2時間30分くらいあって長いけど、それでも見入ってしまうほどの静かな迫力があった映画でした。