【感想・ネタバレ】映画『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』懐かしのジュマンジがビデオゲームとして蘇ってきた!【★4.5】

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『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』作品情報

監督ジェイク・カスダン
出演者ドウェイン・ジョンソン
ジャック・ブラック
ケヴィン・ハート
カレン・ギラン
ニック・ジョナス
ミッシー・パイル
ボビー・カナヴェイル
リス・ダービー
ティム・マシスン
アレックス・ウルフ
マディソン・イズマン
ジャンルアクション、コメディ、アドベンチャー・冒険
製作年2017年
製作国アメリカ
上映時間1時間59分
補足情報原題:Jumanji: Welcome to the Jungle

『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』あらすじ

ある4人の高校生は、学校での問題行動の罰として、学校の地下室に居残りで古紙のホチキスを取るという地味な作業を命じられていた。
作業に飽きた男の一人が、たまたま「ジュマンジ」という名前のソフトが入ったままの古いゲーム機を発見する。
息抜きとしてゲームをし始める4人だったが、全員がプレイするキャラクターを選び終わった瞬間、突然ゲームの中に吸い込まれてしまう。
彼らが目を覚ますが、なぜか辺り一面ジャングルに囲まれており、さらには現実世界の自分とは体格も性格も性別もまったく違うゲームのキャラクターの姿になっていた!
いきなりゲームの世界に放り込まれ、周りは猛獣と謎の敵だらけ、各自のライフはたったの3つ。
そして、クリアできなければ永遠にゲームの世界に閉じ込められてしまうことが発覚する。
果たして彼らは、無事に生きて現実世界に戻ることができるのか!?

『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』感想・ネタバレ・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (4.5)

懐かしのジュマンジがビデオゲームとして蘇ってきた!


前作のジュマンジ(1995年作)を子供の頃に見て、あまりの面白さに衝撃を受けたが、その続編が約20年の時を経てビデオゲームとして戻ってきた!

今作の舞台は、ボードゲームのジュマンジ(映画の世界で1995年)から約20年後の世界が舞台(約2015年頃)となっていて、現代のジュマンジは日本の初代ファミリーコンピュータみたいな見ためのゲームのカセットとして出てくる(ちなみにファミコンの発売日は1983年7月15日)。

ジュマンジという名前はついているものの、前作のようにボードゲームを実際に進めることもないし、現実世界でハプニングが起こってパニック!みたいな感じではない。

今作は、現代風のRPR転生モノっぽい雰囲気のアクション&コメディ&アドベンチャー映画となっている。
なので、前作のような楽しみを求めて見てしまうとショックを受けてしまう…と思いきや、多少のジュマンジ要素にたっぷりとしたコメディや人間ドラマが詰め込まれていて、前作ファンだが今回の作品もとても楽しめた。

正直、CGでの迫力はあるけど全体的にハラハラは物足りなかったが、それを上回るほどのコメディがたっぷり。
あの筋肉ムキムキマッチョで、どの映画でも男らしくかっこいい姿のドウェイン・ジョンソンの中身がゲーム好きのひ弱な男の子なので、そのギャップも面白い。というかドウェイン・ジョンソンがなんだか可愛く見えてくる。
他の役者にも言えることだが、見た目は完全に大人なんだけど、中身が高校生っていう設定の演技がめちゃくちゃうまい。

あとは、アクションコメディとしても十分面白いんだけど、ヒューマンドラマっぽい側面もあって心にジーンと来る部分があったり、そういったところも魅力の一つだと思う。

最後の方のシーンで、今まではライフが3つで多少の無茶ができたんだけど、ライフが残り1つでなかなか行動に移せなくなった人に対して、「現実じゃ命は1つだ それが人生ってものだよ 問題はどう生きるか それを自分で決める」ってセリフがあって思わずハッとさせられる。

スリリングな展開が見たい人は前作の初代ジュマンジ(JUMANJI)がおすすめで、アクションコメディが楽しみたい人は今作のジュマンジがおすすめ!