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映画『グッバイ、リチャード!』の作品情報
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監督 | ウェイン・ロバーツ |
出演者 | ジョニー・デップ ローズマリー・デウィット ゾーイ・ドゥイッチ パロマ・クウィアットコウスキー ダニー・ヒューストン シオバン・ファロン ケイトリン・バーナード ファラ・アビバ リンダ・エモンド ミーガン・ペータ・ヒル オデッサ・ヤング キース・マケックニー |
ジャンル | ドラマ |
製作年 | 2018年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 1時間31分 |
補足情報 | 原題:The Professor/Richard Says Goodbye |
映画『グッバイ、リチャード!』のあらすじ・内容
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「余命180日です」
末期の肺がんにより、突然の余命宣告を受けた大学教授のリチャード・ブラウン(ジョニー・デップ)。
家族に真実を告げようと決心し帰宅したリチャードだったが、話を切り出す前に娘のオリヴィアが同性愛者であることをカミングアウト、妻のヴェロニカはリチャードの上司との不倫を暴露してきた。
余命宣告を受けたことを家族に伝えられなかった上に、妻からの突然の暴露。
自暴自棄になったリチャードは、残されたわずかな時間を自分の好きなように生きることを決心する。
今までのリチャードとは一変、授業中に酒を飲んだりマリファナを楽しんだりと破天荒に振舞うようになる。
そういった日々を過ごすうちにも、リチャードの終わりの日が刻一刻と迫ってきていて…
映画『グッバイ、リチャード!』の感想・レビュー・評価
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余命宣告を受けた大学教授が好きなように生きていく
ジョニーデップの演技は相変わらず良かったけど、ストーリーがいまいちだった。
突然の余命宣告から始まるからそれはそれでインパクトがある&わかりやすい導入にはなっているんだけど、リチャードの人柄や性格がわかるシーンがほとんど描かれていない。
そのせいで、余命宣告で自暴自棄になったリチャードが授業中にタバコ吸ったり酒飲んだりマリファナ楽しんだりと色々と破天荒な行動をしても、「なにやってんだこいつ?」くらいの感想しか出てこなかった。
ジョニーデップの見た目が“大人しい真面目系”ではなく“破天荒系”なため、無茶苦茶な行動をしてもいまいち説得力もなく感じた。
できれば序盤に、リチャードは人格者で家族や生徒からも好かれていて、非常に優秀な大学教授という描写を入れて欲しかった。
そうすれば、その後の無茶苦茶な行動も「余命宣告で、周りの目なんて気にせず人生を謳歌しようと思ったんだろうな」とは納得できた。
そういった描写がなかったために、リチャードが“ただのヤバイ教授”にも見えてしまうため、「余命宣告の話って意味があったのか?」と思ってしまった。
ベタだけど、「本当にやりたかったことをやる」とか「教え子たちに何か教えを残す」といったポジティブな話に持って行った方が良かったんじゃないかなと思う。
あとは、邦題タイトルが『グッバイ、リチャード!』なので、まるで誰かがリチャードに対して「グッバイ!」と言っている感じがするが実際は逆なので、タイトルは原題の『Richard Says Goodbye』の方が良かった。