【映画感想・レビュー】映画『海へ行くつもりじゃなかった』人生に悩む男女が偶然出会い、なりゆきで海に行くショートフィルム

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

映画『海へ行くつもりじゃなかった』の作品情報

監督・脚本監督:磯部鉄平
出演者時光陸
川岸里菜
南羽真里
桐山篤
ジャンルドラマ
製作年2017年
製作国日本
上映時間35分
補足情報

映画『海へ行くつもりじゃなかった』のあらすじ・内容

フラれた元カノの結婚式に向かう途中、怖気づいて逃げ出し一人で泥酔状態になるまでやけ酒をしていた麻来修(時光陸)は、路上でパントマイムをしているリナ(川岸里菜)にダル絡みをする。
翌日、リナは受け取った麻来の名刺に書かれていた住所を頼りに、パフォーマンス代としてもらったご祝儀を返しに行く。
そして再会した2人、麻来は昨日のお詫びとして食事を奢ることを提案するが、リナの希望で海へ行くことになった。

映画『海へ行くつもりじゃなかった』の感想・レビュー・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (3.5)

人生に悩む男女が偶然出会い、なりゆきで海に行くショートフィルム


過去の恋愛を引きずる男と将来が見えない女が偶然出会い、なりゆきで海に行くロード―ムービー的ショートフィルム。
映画の中で本当に何も起こらないが、何となく心が軽くなるような感じ。

思いがけない出会いとか特に意味もなく海に行くとか、記憶に残りそうで残らないような、そんな一瞬の出来事を存分に楽しめる。

この出来事が今後彼らにどのような影響を与えるかわからないし、特に何も変わらないんだろうなとも思う。
だけど、何もかもを忘れさせてくれる、そんな些細な経験が一つ日常に加わるだけで、何かが変わるかもしれないという希望が感じられる、そんな映画だった。