この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
こんにちは、ルトラ(@lutraxlutra)です。
今回は、錦山まるさん著『「うつ」は甘え?君にサーチあれ。: ~うつ病患者を苦しめる新たな100の戯言~』をご紹介したいと思います。
この本は、『「うつ」は甘え?ググれカス。: -うつ病患者を苦しめる100の戯言』の続編で、新たに「100の戯言」を紹介した本になっています。
前回と似たような構成で、心の無い言葉の数々に対して、リアルな感情を吐露する内容になっています。
様々な罵倒や暴言、心ない一言が書かれているため、いま現在、うつ病で苦しんでいる人にはきつい内容かも知れません。
周りにうつ病の家族・友人がいる人は、「こういうことは言ってはいけないんだ」と参考にしてもらえたら嬉しいです。
- うつ病の時に言われた心ない一言にガツッと言いたい人
目次(タップして移動)
書籍の説明
著者について
【錦山まる】
重度のうつ病と診断された後、うつ病への偏見を少しでも減らすため、うつ病について考えるきっかけになって欲しいという想いで、本書を出版。
書籍の内容・あらすじ
この本には、薬に代わる画期的な治療法も、生存者バイアスいっぱいのハートフル治療成功ストーリーも書かれていない。不思議なパワーをもらえるスピリチュアルな儀式も、読むと前向きになれる自己啓発も、涙が出るようなありがたいお言葉も書かれていない。うつ病に苦しむ人が実際に向けられた心ない言葉と、その言葉に対するリアルな感情が100個書かれているだけ。
色んな言葉の暴力を向けられてきた人にスカッと、良かれと思って実は追い詰める言葉をかけてしまっていた人にドキッとして貰うための新感覚エッセイ。Amazon 商品の説明 内容より
書籍の目次
- はじめに
- 本文
- あとがき
読了時間の目安
ページ数は約32ページで、読了時間の目安は約10分です。
書籍感想・ネタバレ・評価
前作も読みましたが、全体的に言葉が少し違うだけで、内容自体は前作と似ていました。
うつ病患者自身が読むと共感することは多いかもしれませんが、健常者が読むと「なんでそんなに強い言葉で言い返してくるんだ?」と余計に亀裂が深まりそうな気がします。
本に書かれているようなことを初めて言われたときは、涙するほど辛かった記憶があります。
うつ病患者自身が「いずれこういうことを言われるかもしれない」と心の準備として読むには、良い本だと思います。
それでは、今日も良い一日を!
ルトラ(@lutraxlutra)でした。
- 前作と内容は似ていた
- うつ病患者自身が読むと共感は多いかもしれない
- 「いずれこういうことを言われるかもしれない」と心の準備ができる