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『あの日々の話』の作品情報
監督 | 玉田真也 |
ジャンル | コメディ、青春 |
製作年 | 2018年 |
製作国 | 日本 |
上映時間 | 1時間40分 |
補足情報 | – |
『あの日々の話』のあらすじ
とある大学サークルの代表選挙が行われた日の夜。
新代表が姿を消す中、決起集会としてサークルメンバーの男女9人が残り、二次会のカラオケボックスで盛り上がっていた。
新代表が消えたのは「1年生女子をお持ち帰りしたからだ」と残された男たちは噂を聞きつけ、「俺たちも今日ヤレるかも 」とソワソワし始める。
だが、騒いだ勢いで、一人の女子学生のカバンにお酒をこぼしてしまう。
中が濡れてないか確認するために開けると、そこからはなんと新品のコンドームが出てきたのだった。
それを見た男たちのテンションは一気にMAXまで上昇。
男たちの期待が最大限に膨らむ中、そのコンドームがきっかけで思わぬ方向に話が進んでしまう…
『あの日々の話』のキャスト
- 山科圭太
- 近藤 強
- 木下崇祥
- 野田慈伸
- 前原瑞樹
- 森岡望
- 高田郁恵
- 菊池真琴
- 長井短仲
- 野太賀(太賀)
- 村上虹郎
『あの日々の話』の感想・評価
大学生のよくある風景の欲張りセット
カラオケでオールとか、お調子者の1年生とか、異常に上下関係に厳しい先輩とか、出しゃばりOB・OGとか、年齢の離れた新入生とか、とにかく「大学生ってこんな感じだったな」「大学生ってこんな感じなんだろうな」って要素を詰めに詰め込んだ作品。
大学生や大学生だった人であれば、自分の経験談と照らし合わせて懐かしくなるだろうから、映画と似たような経験をしている人ほど楽しめると思う。
内容自体はなんてことのない、よくある大学生のカラオケボックスでの風景なんだけども、全体的に演技とか声の張り方がわざとらしいというか、劇団っぽい演技感が強くてちょっとくどい印象を受けた(決して演技がヘタとかではなかった気がする)。
もしこの作品が、大学の映像サークルが作った大学生による大学生のための自主製作映画だったら、演技の臭さも受け入れられたかもしれない。
もしくは、舞台だったら面白くなるんだろうなと感じた作品だった。
ただ、1本の映画として見てみると、作品としての評価は★2.5で、大学生の頃の懐かしさを思い出したということで+0.5で合計★3.0の評価という感じ。
追記、感想を書いた後にこの作品を調べてみたら、注目の若手演出家の玉田真也さん率いる劇団「玉田企画」による人気の同名舞台が原作だったようです。
だから、舞台演劇っぽい感じの演技だったのかな?