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【映画感想・レビュー】映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』アメリカに実在した天才詐欺師の自伝小説を豪華俳優たちで映像化

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映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』の作品情報

監督・脚本監督:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:ジェフ・ナサンソン
出演者レオナルド・ディカプリオ
トム・ハンクス
クリストファー・ウォーケン
マーティン・シーン
ナタリー・バイ
エイミー・アダムス
ジェニファー・ガーナー
フランク・ジョン・ヒューズ
ブライアン・ホウ
ジェームズ・ブローリン
スティーヴ・イースティン
エリザベス・バンクス
エレン・ポンピオ
ナンシー・レネハン
リリアン・ショーヴァン
エイミー・アッカー
ジェイミー・レイ・ニューマン
ケイトリン・ダブルデイ
ジャンルドラマ
製作年2002年
製作国アメリカ
上映時間2時間21分
補足情報原題:Catch Me If You Can

映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』のあらすじ・内容

1960年代のアメリカ・ニューヨーク。
フランク・アバグネイル(レオナルド・ディカプリオ)が16歳の頃、国税局とのトラブルにより父親の事業がうまく行かなくなり、困窮した生活を余儀なくされる。
その結果、とても仲が良かった両親が離婚をする際、弁護士から父親と母親どちらと一緒に住むかを決めるよう迫られ、それに耐えきれなくなったフランクは家出をする。
単身マンハッタンへと渡ったもののお金に困ったフランクは、生きていく術として“小切手詐欺”を思いつくーーー。

映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』の感想・レビュー・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (5)

アメリカに実在した天才詐欺師の自伝小説を豪華俳優たちで映像化


アメリカに実在した天才詐欺師・フランク・アバグネイルをレオナルド・ディカプリオが、彼を追うFBIをトム・ハンクスが演じ、まるでルパンと銭形警部のように、世界を股に掛けた壮大な追いかけっこをする話。

オシャレなオープニングから始まり、最初から最後までずっと見ごたえのある面白い映画だった。
彼が詐欺を行っていた1960年代は世界人口が30億人くらいいたから、こういったイレギュラーな人間が1人くらいいてもおかしくはないんだけど、それでもやってることはイカれてるとか思えないくらい大胆さと鮮やかさ。

映画当時のレオナルド・ディカプリオの年齢が28歳くらいで、映画で偽っていた年齢とほぼ同じくらいになる。
だから、子供が大人びたような演技は当然できるんだろうけど、時折見せる本来の年齢の16歳くらいの幼さも見える演技力もすごい。

トム・ハンクスは安定の演技力は言わずもがなだけど、彼が追う側のFBIを演じたからこそ、コメディ要素とヒューマンドラマのバランスをちょうどいい感じに保ってた感じがする。

映画を観終わった後に、どこまでが実話なのかとフランク・アバグネイルの記事やwikiを見てみたけど、16歳という若さで小切手詐欺などを始めて、パイロット・医師・弁護士などの職業を5年ほど続けていたというのは事実らしい。
もちろん、パイロットとはいえ副操縦士だから運転はしてなかったし、医師も指導者という立場から医療行為はしていないし、弁護士も誰かの弁護をしたわけではないけど、高校生の年齢で社会的に大きな信用を持つ職業を形だけでも出来ていたというのは驚きだ。

家族がお金が原因で離れ離れになってしまったせいで、自分はそうはならないと決意し、そして、自分たち家族が失った物を金で取り戻すため、どんな手口を使ってでもお金を集める姿には若干16歳のフランク・アバグネイルの幼さと健気さが垣間見える。

若い子がする詐欺と言えば、闇バイトとかオレオレ詐欺の受け子とかが思いつくけど、彼らの動機はおそらく楽にお金が欲しいという感じだけど、フランクの場合は、普通の若い詐欺師のように楽にお金儲けをして贅沢な暮らしをしたいみたいな感じではなさそうで、家庭環境と生きる術を身に着けるために必死にもがいた先が、社会的に信用の高い身分を偽って生活しながら、詐欺でお金を稼ぐ方法だったんだろうなというのが伝わってくるのも、なんとも言えない気分になる。
もちろん、貧乏でも両親がお金が原因で離婚したとしても詐欺に走る子の方が少ないんだろうけどさ…

やったことは悪いことなんだけど、その後にセキュリティ・コンサルタントとして、金融詐欺を防ぐのに尽力している事実も含めて面白いし、世の中にとっても彼にとっても良いことだったなと思う。
数々の悪行をしてきた天才ブラックハッカーが、その経験と知識を生かして、今度は悪者を捕まえる側のホワイトハッカーになったみたいな。

16歳で数々詐欺をしてから21歳で捕まるまで、そしてその後日談、詐欺師としての経験を生かした活動をするまで全部含めて面白い映画でした。