【映画感想・レビュー】映画『待つには遠すぎた初恋』気持ちを伝えられたなら…

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映画『待つには遠すぎた初恋』の作品情報

監督・脚本監督:四本研祥
出演者川嶋淳
家田恵理佳
ジャスティン・フォルシエ
三好遥
ジャンルドラマ
製作年2018年
製作国日本
上映時間12分
補足情報

映画『待つには遠すぎた初恋』のあらすじ・内容

カレン(川嶋淳)は英語と日本語を話すことが出来たため、英語が話せない親友のミカコ(家田恵理佳)と、日本語が話せない留学生のアレックスとの通訳をしている。
アレックスは次第にミカコに惹かれていくが、日本語に自信がないため、気持ちを伝える際にはカレンも一緒にいて欲しいと頼まれる。
カレンは了承するが、誰にも打ち明けられない思いがあった・・・。

映画『待つには遠すぎた初恋』の感想・レビュー・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (3)

気持ちを伝えられたなら…


留学生とホームステイ受け入れ先の女の子とレズビアンの女の子による三角関係を描いたショートムービー。
東京外国語大学映画研究会の人たちが作った映画みたいです。

同じ言語を話すからと言って相手の気持ちがわかるわけではないけど、相手の気持ちを理解したり自分の気持ちを伝えるためにはは同じ言語が必要、と言うことがわかる良い映画だったと思う。
短い時間だけど綺麗にまとまっていたし、ショートムービーにありがちな音質ガビガビみたいなこともなくて良かった。

ただ、おそらく語学留学でホームステイしにきたアレックスが、ほとんど日本語を喋ってないし喋ろうと努力もしないことや、ホームステイを受け入れた家族が少しも英語できないというストーリー設定は疑問だった。
言語の違う人を好きになると、相手と話したいという一心で一生懸命相手の言葉を覚えようとするとか言うけど、アレックスはミカコのことを好きになったのに愛の言葉すらまともに覚えないのはなんでなんだ。

まぁ、アレックスが日本語喋れて、ミカコが英語を喋れたら通訳のカレンはいらないわけで、そうするとこの映画自体が成り立たなくなるから仕方がないんだろうけどね。

それと、エンドロールの楽曲は良い曲でした。