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『RUN/ラン』の作品情報
監督 | アニーシュ・チャガンティ |
ジャンル | サスペンス、スリラー |
製作年 | 2020年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 1時間30分 |
補足情報 | 原題:Run |
『RUN/ラン』のあらすじ
ある郊外の一軒家に住み、生まれつき様々な病気や体の不自由から、車椅子生活を送っている10代の女の子・クロエ(キーラ・アレン)。
病気を理由に学校へは通わず、自宅で母親からの体調管理や食事のサポートを受けながら、大学への進学を夢見ていた。
ある日、偶然にも母親のダイアン(サラ・ポールソン)の名前が書かれた緑色のカプセル状の薬を見つける。
その日の夜、新しい薬と称してダイアン差し出してきたのが、あの“緑色のカプセル”だった。
「なぜ母親の薬を私に飲ませるのか」と尋ねたクロエだったが、のらりくらりとごまかされてしまう。
母親に不信感を持ったクロエがなんとかその薬の正体を突き止めたところ、それは決して人間が飲んではいけない危険な薬だった。
母親のことが信じられなくなったクロエは、誰かに助けを求めるため、母親が外出している間に家を飛び出すことを決意する。
「なぜそんな危険な薬を最愛の娘に飲ませるのか?」
そこには恐ろしい真実が隠されていたーーー。
『RUN/ラン』のキャスト
- キーラ・アレン
- サラ・ポールソン
- パット・ヒーリー
- ブラッドレイ・サワツキー
- エリク・アタベール
『RUN/ラン』の感想・評価
激ヤバサイコパスママからの脱出劇!
生まれつき様々な病気を持っていて、車イス生活で身体が不自由な主人公の女の子と、その子を一生懸命支える母親の話…と思いきや、激ヤバサイコパスママから逃げる話。
徐々に母親のヤバさが明らかになっていく様子にはハラハラさせられるし、主人公と同じような気持ちで「何かがおかしいぞ…?」と思いながら進むストーリー展開が楽しめる。
序盤はホラーで、中盤からは少しずつ謎が明らかになっていくミステリー要素もあり、物語のスピードもサクサクっとしててテンポも良く、何度も山場が出てくるので飽きずに最後まで楽しく観ることができた。
母親のサイコパス感や毒親っぷりも上手だったし、特に主人公・クロエ役のキーラ・アレンの演技が素晴らしいなと思ってみてたけど、どうやら実生活でも車椅子生活らしい。そして彼女のデビュー作でもある。
ちょっとネタバレすると、走るシーンがないのになんでタイトルが『RUN』なんだろう?と思ったけど、直訳して「走る」とか「走れ!」っていうよりは「早く逃げろ!(RUN!)」もしくは「(車椅子を使って)走れ!」みたいなニュアンスなのかな?
最後に、この映画を観終わった人は「毒親」「代理ミュンヒハウンゼン症候群」と調べたら、この母親の怖さがよりわかると思います。