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『シャッター 写ると最期』の作品情報
監督・脚本 | 監督:アントン・ゼンコヴィッチ 脚本:ヴィクトル・ボンダリュク |
ジャンル | ホラー |
製作年 | 2018年 |
製作国 | ロシア |
上映時間 | 1時間20分 |
補足情報 | 原題:Foto na pamyat 英題:Deadly still |
『シャッター 写ると最期』のあらすじ
合コンのために集まった7人は、合コンパーティーを楽しむために森の別荘までドライブしている途中、シカと衝突事故を起こしてしまう。
車は故障し負傷者も出る中、携帯は電波が通じず、周りは山に囲まれ助けを呼ぶこともできずにいた。
彼らは凍死を避けるため、とりあえず目的地の別荘まで歩いて向かうとある山小屋に辿り着く。
小屋の中を捜索していると、死んだ動物や死んだ人の写真が壁中に貼られた奇妙な部屋を発見する。
そこには、自分たちの車とシカが衝突する瞬間が映し出された写真も貼ってあったのだった・・・。
『シャッター 写ると最期』の登場人物・キャスト
- イリーナ・テミチェヴァ
- アナスタシヤ・ゼンコヴィッチ
- エゴール・ハルラモフ
- サンザール・マディエフ
- ガリク・ペトロシアン
『シャッター 写ると最期』の感想・レビュー
そのポラロイドカメラで撮られた者は死ぬ
合コンのために集まった男女6人が、ある小屋でアンティークのポラロイドカメラを発見するが、そのカメラには、撮られたものは必ず“死ぬ”という謎の力が備わっていたという話。
最初は、カメラで撮られた人の最期の瞬間を映し出すように見せかけておいて、取られた時点でそこから短い時間で死に至るという設定に持って行ったのは良かった。
最初の犠牲者は地味ながらもグロい死に方をするので、ビビりの自分にとってはいい出だしだった。
ただ、その後の犠牲者の死に方がショボかったり、死ぬ瞬間を見せなかったりと、演出と言うよりは予算や手間をケチったのかなという印象。
ホラー映画だし低予算っぽい感じなので、死ぬところくらいしか見どころと言う見どころはないのに、そこを手抜きしたのは残念。
怪しいなと思っていた人が犯人なのはいいけどサイコパスっぽい演技はわざとらしかった。
あと、カメラの誕生とか細かい仕組みとかが判明しないのは仕方がないとして、ラストのあの演出はバカみたいだった。
細かい設定が作れないのであれば、せめてラストくらいはまともなオチにして欲しかった。
どんでん返しが見たかったのではなく、普通のオチが見たかった。
ホラー映画としてはまあまあの怖さと面白さかなと言う感じだが、人に勧められるレベルの作品ではない。一人で楽しむ程度のB級映画です。