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こんにちは、ルトラ(@lutraxlutra)です。
今回は、ブリ猫。さんの著書『うつを甘くみてました #拡散希望#双極性障害#受け入れる#人生』をご紹介したいと思います。
自傷や薬のオーバードーズ(過剰摂取)、自殺未遂も経験されてる著者が、双極性障害と向き合う、これからも向き合っていく覚悟が書かれているコミックエッセイです。
ネコの可愛らしいイラストに、マンガ形式なのでサクサク読めます。
ただ、双極性障害や精神病について知らない人が見るとショッキングな内容も少しあります。
「双極性障害とは何か」
「どういう症状が出るのか」
「どうやって向き合っていけば良いのか」
もし身近に精神病の人がいる場合は、この本を読めば病気への理解が深まり、接し方の勉強にもなります。
- 双極性障害とは何かが知りたい人
- 周りに精神病の家族や友人がいる人
- 精神病への理解を深めたい人
目次(タップして移動)
書籍の説明
著者について
ブリ猫。
漫画家。
代表作は自身のうつ病体験を猫のかわいらしいイラストで描いた『うつを甘くみてました』
他には家族からの視点で描いた『家族もうつを甘く見てました』がある。
書籍の内容・あらすじ
\うつ病患者、そしてその家族までもが共感の嵐/
pixivで150万PV突破の実録エッセイ!!!「終わりのない闘病だけど独りじゃない」
★精神科医・ゆうきゆう(「マンガで分かる心療内科」)、推薦&解説!!
「自分を責める、すべての方に読んでほしい」本書を読むと……
———————————————–
1安心できる!
うつ病の肯定、サポートする患者家族の視点
2学べる!
ヘルプマーク、自立支援医療制度、障害年金……etc.
3繋がれる!
読者が書籍そのものに書き込み、
それをSNSでつぶやいたり拡散したくなる仕様
———————————————–★著者より
私は夫の浮気がきっかけで、うつ病を発症。
そして双極性障害となり、はや十数年たちました。
双極性障害は躁とうつが入れ替わる心の病。
きっかけも症状も、ホントさまざま。
この本は病気克服の成功体験本ではありません。
あくまでも、あくまでもイチ事例書として読んでみてください。Amazon 商品の説明 内容より
書籍の目次
#はじめに
Chapter1 発病のきっかけ・症状・通院
Chapter2 進行する病状・新たな病名
Chapter3 躁とうつが入れ替わる病
Chapter4 家族の支援・協力・理解を得るには
Chapter5 国の支援・社会保障
Chapter6 双極性障害を受け入れる
#終わりに
読了時間の目安
ページ数は約229ページで、読了時間の目安は約30分です。
書籍感想・ネタバレ・評価
ネコのイラストで少しマイルドに表現されていますが、自傷のシーンはかなりヘビーな内容で、胸が痛くなりました。
マンガ形式なので、文章で読むよりも患者が“どういう気持ちでいるのか”、“どれだけつらい思いをしているのか”が直観的にわかりやすいです。
「双極性障害を抱えている人向け」というよりは
「患者をサポートする家族や友人向け」の本かなと感じました。
著者の体調が良くなっていく過程を見ていると、そばにいる人の理解や助けがどれだけ大事かがすごく良くわかります。
それと同時に周りに病気を受け入れてもらうことの難しさも感じました。
僕自身、うつ病だったのですが家族にはまったく理解してもらえませんでした。
どうしても精神病は、当事者になってみなきゃわからないという問題があります。
この本が少しでも病気の理解に繋がり、誰かの苦しみを取り除いてくれることを願っています。
それでは、今日も良い一日を!
ルトラ(@lutraxlutra)でした。
- マンガ形式で患者の気持ちがわかりやすい
- 患者をサポートする家族や友人向けの本
- そばにいる人の理解や助けがとても大事