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【映画感想・レビュー】映画『インビクタス 負けざる者たち』人種差別が蔓延る国をスポーツで変えて見せた実話の物語

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映画『インビクタス 負けざる者たち』の作品情報

監督クリント・イーストウッド
出演者モーガン・フリーマン
マット・デイモン
トニー・キゴロギ
パトリック・モフォケン
マット・スターン
ジュリアン・ルイス・ジョーンズ
アジョア・アンドー
マルグリット・ウィートリー
レレティ・クマロ
パトリック・リスター
ジャンルドラマ
製作年2009年
製作国アメリカ
上映時間2時間14分
補足情報原題:Invictus

映画『インビクタス 負けざる者たち』のあらすじ・内容

舞台は南アフリカ、アパルトヘイト(人種隔離政策)時代。
国家反逆罪で終身刑となり、南アフリカ・ロベン島に27年間投獄されていたネルソン・マンデラは、黒人初の南アフリカ大統領となる。
大統領となったマンデラは、依然として南アフリカには白人による黒人への人種差別や経済格差があることを痛感する。
ある日、ラグビーの試合を見たことがきっかけで、スポーツを通じて人々を団結させられると信じたマンデラは、連敗続きの南アフリカ代表ラグビーチームの立て直しを図る。

映画『インビクタス 負けざる者たち』の感想・レビュー・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (4.5)

スポーツで人種の垣根を越えて見せた実話の物語


アパルトヘイト時代の南アフリカで実際に起こった物語を、クリント・イーストウッド監督が再現した感動映画。

序盤で出てくる黒人と白人が対立する実際の映像や、白人は頑丈な柵で覆われた整備されたグラウンドに綺麗な身なりでラグビーをしているのに対し、黒人は簡素なフェンスと有刺鉄線で囲われた只の地面を質素な服装でサッカーをしている姿がわかりやすい黒人差別を表しており、胸が締め付けられる。


このような差別を蔓延る国をスポーツで一つにまとめてみせた、ネルソン・マンデラと南アフリカ代表のラグビーチームを称賛する気持ちと共に、いまだ世界では黒人を含めた人種差別が残っていること考えると、何とも言えない無力感が襲ってくる。

評価としては、映画としても素晴らしく感動できるものだったが、アパルトヘイト時代を知るきっかけとしてもオススメできる映画だ。

一つ付け加えるとすれば、こういった社会問題×〇〇(今回はスポーツ)というテーマの映画は話の比率が難しいため、ラグビーの迫力を存分に楽しみたいという人が見ると少し物足りなくなるかもしれない(自分はラグビーの熱い感じは十分伝わってきたと感じた)。

余談だが、主役のモーガン・フリーマン演じるネルソン・マンデラがとても素晴らしかったのは言うまでもないが、モーガンとマンデラ氏は1990年代ごろから親交があり、マンデラ氏がある会見で「もし自分の伝記映画が作られるならモーガンに演じてもらいたい」と語ったことがあるので、そのこと踏まえるとなんだか感慨深い気持ちになる。