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『ゴーン・ガール』の作品情報
監督・脚本 | 監督:デヴィッド・フィンチャー |
ジャンル | サスペンス、スリラー |
製作年 | 2014年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 2時間29分 |
補足情報 | 原題:Gone Girl |
『ゴーン・ガール』のあらすじ
結婚5周年の記念日を迎えた夫婦、ニック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)。
しかし、記念日当日の朝、突然エイミーが姿を消してしまった。
リビングには誰かと争った後があり、キッチンからは何者かの血痕が発見される。
エイミーは、幼少期から父親の書いた児童文学シリーズのモデルとして有名だったこともあり、ミズーリ州の田舎町で起きた失踪事件は、やがて全米が注目する事件へと発展してしまうーーー。
『ゴーン・ガール』の登場人物・キャスト
- ベン・アフレック
- ロザムンド・パイク
- ニール・パトリック・ハリス
- タイラー・ペリー
- キム・ディケンズ
- パトリック・フュジット
- デヴィッド・クレノン
- ローラ・カーク
- エミリー・ラタコウスキー
- ケイシー・ウィルソン
- ボイド・ホルブルック
- セーラ・ウォード
『ゴーン・ガール』の感想・ネタバレ・評価
消えたサイコパス妻と平凡な浮気男
ある日、一組の夫婦の妻が消えて失踪事件として話が進められるが、事件ではなく浮気した夫を懲らしめるために妻が仕組んだもので、捜査が進むにつれて徐々に妻の狂気・異常性が露わになっていくミステリー&サイコスリラー。
妻のエイミー役のロザムンド・パイクの、目から滲み出るサイコパス感と、平凡な浮気男を演じるベン・アフレックの両極端な感じの演技がすごく良かった。
最初はミステリ―として進んで、中盤でエミリーの失踪の真相が明らかになって、そこからミステリーとサイコスリラーが同時進行していく感じは見ていて心地いい。
これが終盤までミステリーとして進んでいたら、普通に面白いミステリーだったんだろうけど、そこは「セブン」や「ファイト・クラブ」を作ったデヴィッド・フィンチャー監督という感じだった。
2時間30という長尺だけど、エミリーのサイコパスな演技はもちろん、綿密に練られた計画やその後の展開に目が離せず、終始ストーリーに引き込まれた映画でした。
普通のミステリーに飽きた人にはぜひおすすめしたい作品です。
余談ですが、実話と言うほどではないけど、「スコット・ピーターソン事件」がこの映画の元ネタと言われています。