【映画感想・レビュー】映画『そこにいた男』新宿ホスト殺害未遂事件をモチーフにした憎愛の結末

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映画『そこにいた男』作品情報

監督・脚本監督:片山慎三
脚本:岨手由貴子
出演者清瀬やえこ
安井秀和
中村映里子
水口早香
松浦祐也
ジャンルサスペンス、ドラマ
製作年2020年
製作国日本
上映時間33分
補足情報

映画『そこにいた男』あらすじ・内容

映画製作スタッフとして働く紗希(清瀬やえこ)は、撮影現場で俳優の男・翔(安井秀和)と出会い、連絡先の交換をきっかけに2人は親密な関係になっていく。
翔に恋した紗希は、翔に言われるがままにジャケット、礼服、時計や車などを貢ぐようになる。
そのために使うお金は、最初は消費者金融をハシゴして用意していたが、それでも足りなくなったため、ついには制作現場から製作費を盗んでしまう。
それほどまでに翔を愛し、幸せ絶頂の紗希だったが、そんな翔にもう一人の女の影が・・・。

映画『そこにいた男』感想・評価・レビュー

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (3)

新宿ホスト殺害未遂事件をモチーフにした憎愛の結末


2019年に起きた新宿ホスト殺害未遂事件をモチーフにした作品。
殺されかけた男性が色々なメディアで女性との関係や事件のことを語ったこともあり、記憶に残っている人も多いのではないでしょうか。

あくまで事件を参考にした程度なので、ホスト→売れない俳優、ガールズバー→制作現場のスタッフといったように変更点はちょいちょいありますが、最初の超インパクトのある凄惨な光景は実際の事件とほぼ同じシチュエーションになっています。

映画自体は30分ちょっとで短めですが、主演の女性の演技のうまさもあって、徐々に一人の女性が狂っていく様子がしっかりと伝わって来て良かったです。ちゃんと1本の映画になっているなーという感じ。

ただ、紗希を取り調べている2人、特に女性の方がイロモノ枠っぽいというか、なんか見た目もセリフも安っぽくてまるでアメリカのB級映画を観ているような感じだったのはすごく残念。
ベタに硬派なベテラン刑事と新米刑事の組み合わせとかで良かったんじゃないかな。

あの取調室の人選と演出をちゃんとしてたら、30分映画とは思えない密度の高い映画になったと思うので、そこはすごく残念だった点。

内容はざっくり言えば、よくある男女の恋心を利用した貢ぎ、貢がせの話なので、こういう話題に興味がある人は観てみても損はないんじゃないかなって思います。