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『コンフェッション 友の告白』の作品情報
監督・脚本 | 監督:イ・ドユン、イ・ドンユン 脚本:イ・ドユン |
ジャンル | ドラマ、サスペンス |
製作年 | 2014年 |
製作国 | 韓国 |
上映時間 | 1時間54分 |
補足情報 | 原題:좋은 친구들 英題:Confession |
『コンフェッション 友の告白』のあらすじ
高給を稼ぐ保険のセールスマンでお調子者のインチョル(チュ・ジフン)。
妻と娘を愛する真面目で正義感の強い消防士のミンス(イ・グァンス)。
小さな酒屋をやっているドジなヒョンテ(チソン)。
3人は小さい頃からの親友同士で、それは大人になってからも全く変わっていなかった。
ある日、ヒョンテの母が社長を務めるゲーム賭博店に火災保険の契約のために訪れたインチョルは、彼女から「火災保険金を得るために偽装放火をしてくれないか」と遠回しに提案される。
その提案に乗ったインチョルは、ミンスをなんとか説得しその計画を実行するが、その際に起こってしまった出来事により、3人の友情が崩れ始めるーーー。
『コンフェッション 友の告白』の登場人物・キャスト
- チソン(ヒョンテ)
- チュ・ジフン(インチョル)
- イ・グァンス(ミンス)
- チェ・ジノ
『コンフェッション 友の告白』の感想・ネタバレ・評価
ただの保険金目当ての偽装放火強盗のはずだったのに…
火災保険金目的で身内同士で協力をして偽装放火強盗をするつもりが、あるトラブルによってとんでもない事態へと発展していく話。
ほとんど全部あのヒョンテの母親のせいで、昔からの男3人の友情が崩れてしまうちょい胸糞映画だった。
実際にやったのはインチョルとヒョンテの二人だけど、ミンスはインチョルに優しくも弱い性格を利用されだけだし、インチョルは母親にそそのかされたのと金に目が眩んだのはダメなんだけど、なんのトラブルも起きずに無事に成功していれば4人全員が幸せになれたはずだっただけに、一つの出来事で残念な結末になってしまったのは悲しい。
まぁ、ドアも鍵も開けっ放しにしたり、当日の流れを何も考えてなかったりと、お粗末な計画に問題はあった。
インチョンは放火強盗までは行かなくても、今まで保険金を不正に手に入れる方法をやってたんだから、もう少しちゃんとした作戦を練ってから実行できたかったのかな?
そうすると、ああいうトラブルは起きなかったから、映画的には仕方がないのか…。
とにかく、ちょっとした誤解やボタンの掛け違い、一つの歯車が狂ったことで変わってしまった関係性を、キーとなる3人が見事な演技力で表現していてとても良かった。
ただ、インチョルの女が金を盗むだけじゃなく部屋を綺麗にしたのはなぜ?と思ったり、警察へのワイロとか裏帳簿の話とか、ヤクザと母親の借金の借用書と店の権利・火災保険金を交換するくだりとか、いろいろとあっさりしすぎていた気もした。
あと、ヒョンテの奥さんが聾唖者だという設定がなんの意味なくて、せめて、耳が聴こえないせいでヒョンテの母親が自分の娘を連れ去るのに気付かなかったとか、そういったエピソードが欲しかった。