【感想・ネタバレ】映画『ダンケルク』ドイツ軍に包囲された約40万の英仏連合軍の決死の脱出劇【★4.0】

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『ダンケルク』作品情報

監督・脚本監督:クリストファー・ノーラン
脚本:クリストファー・ノーラン
出演者フィン・ホワイトヘッド
ダミエン・ボナール
アナイリン・バーナード
リー・アームストロング
ジェームス・ブロアー
バリー・コーガン
マーク・ライランス
トム・グリン=カーニー
トム・ハーディ
ジャック・ロウデン
ルーク・トンプソン
ミッシェル・ビール
コンスタンティン・バルサン
ビリー・ホール
ミッキー・コリンズ
ボビー・ロックウッド
ウィル・アッテンボロー
ケネス・ブラナー
ジェームズ・ダーシー
マシュー・マーシュ
キリアン・マーフィ
アダム・ロング
ハリー・スタイルズ
ミランダ・ノラン
ブラッドリー・ホール
マイケル・ケイン
ケビン・ガスリー
ジャンル戦争、歴史
製作年2017年
製作国フランス、オランダ、アメリカ、イギリス
上映時間1時間46分
補足情報原題:Dunkirk

『ダンケルク』あらすじ

1940年5月、第二次世界大戦の真っ只中、フランスのダンケルクで約40万のイギリス兵・フランス兵がドイツ軍によって完全包囲されていた。
唯一の方法である海路からの脱出を試みようとするが、制空権を握っているドイツ軍によってことごとく阻まれてしまう。
イギリスは、このままではイギリス陸軍の全兵力を失い、さらには本土までドイツ軍が迫ってくるかもしれないという最悪の窮地に立たされていた。
第二次世界大戦中に首相に就任したばかりのウィンストン・チャーチルは、この危機的状況を打破するため、民間人から約900の民間船を調達し、イギリス・フランス両軍の兵士を救うため『ダイナモ作戦』を実行する。

『ダンケルク』感想・ネタバレ・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (4)

ドイツ軍に包囲された約40万の英仏連合軍の決死の脱出劇


第二次世界大戦時のフランス・ダンケルクにおいて、ドイツ軍に包囲された約40万の英仏連合軍を救うため、イギリスの寄せ集めの民間船で助けに行くという実話の物語。

撤退しようとする陸の兵士、彼らを助けに行こうとする軍事・民間船の人たち、そしてその船を援護する空軍パイロットたちの3つの視点で描くことで、ダンケルク全体の戦況を丁寧に描いていた。

この映画では戦闘シーンはほとんどなく、基本的には必死にもがきながら、時には溺れながら、なんとかダンケルクからの脱出を目指すシーンが多めなので、映像的にはちょっと地味で退屈に思う人もいるかもしれません。

なので、映画的・興行的面白さを求めるというよりかは、歴史的事実を知るための“学習用映画”というか、ドキュメンタリー映画のような感じで見ると楽しめると思います。

実際、地味だなとは思いながらも「第二次世界大戦時、こんなことが起きてたのか…」という気持ちで見てたら最後まで楽しめました。

映画原題は『Dunkirk(ダンケルク)』で、邦題も『ダンケルク』、わかりやすくシンプルなタイトルとなっています。