この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
今回は、『人々の交流や人生を描いた日本のおすすめヒューマンドラマ映画』を紹介します。
- 感動したり熱い気持ちになれる日本の映画が好きな人
- 人々の交流を描いた日本のヒューマンドラマ映画が好きな人
- 人々の人生を描いた日本のヒューマンドラマ映画が好きな人
目次(タップして移動)
- 一人の人間にスポットを当てたおすすめヒューマンドラマ映画2選
- シングル・ひとり親家庭の親子愛を描いたおすすめヒューマンドラマ映画2選
- 血の繋がっていない親子・家族を描いたおすすめヒューマンドラマ映画3選
- 感動や熱い気持ちになるおすすめヒューマンドラマ映画2選
- 貧困や格差を描いたおすすめ社会派ドラマ映画1選
- 犯罪者や前科者の生き方を描いたおすすめ社会派ドラマ映画1選
- 病気や障害持つ人々の生き方を描いたおすすめ社会派ドラマ映画2選
- 冤罪や理不尽な逮捕と戦う人たちを描いたおすすめ社会派ドラマ映画1選
- 尊厳死や安楽死などの死生観を描いたおすすめ社会派ドラマ映画2選
- まとめ:人々の交流や人生を描いた日本のヒューマンドラマ映画まとめ
一人の人間にスポットを当てたおすすめヒューマンドラマ映画2選

ここでは、『一人の人間にスポットを当てた日本のヒューマンドラマ映画』を紹介します。
- 一人の人間の人生をゆっくりと描いた日本のヒューマンドラマ映画が好きな人
『ドライブ・マイ・カー』(妻を亡くした舞台俳優で演出家の男性)
妻を亡くした著名な舞台俳優で演出家の家福が、寡黙な専属ドライバーのみさきとの交流を通じての奥に押し込めていた思いに気づかされていくロードムービー系ドラマ映画。
なにが面白かったのかを語るのは難しいが、独特な空気感や魅力によって、“3時間”という長い時間があっという間に過ぎ去ってしまうくらい引き込まれた作品だった。
『ケイコ 目を澄ませて』(聴覚障害の女性プロボクサー)
生まれつきの聴覚障害で両耳とも聞こえないプロボクサーのケイコの人生を描いた作品。
この映画では音が重要な要素となっており、あらゆる場面で生活音や環境音が強調されていて、ちょっと耳障りなくらい。
そんな視聴者が煩わしくなるような音も街の喧噪も主人公のケイコだけには聞こえていないので、あらゆる場面で、聴覚障害者のケイコとそれ以外の人たちとの間にある、“絶対に理解できない感覚の違い”を際立たせる仕組みになっているように感じた。
シングル・ひとり親家庭の親子愛を描いたおすすめヒューマンドラマ映画2選

ここでは、『シングル・ひとり親家庭の親子愛を描いた日本のヒューマンドラマ映画』を紹介します。
- シングルマザーが主人公の親子愛を描いた日本のヒューマンドラマ映画が好きな人
- シングルファザーが主人公の親子愛を描いた日本のヒューマンドラマ映画が好きな人
『今日も嫌がらせ弁当』(シングルマザー×娘)
お弁当を通して娘への愛情とメッセージを伝える母親と娘のやり取りを描いたドラマ映画。
序盤はベテラン女優の篠原涼子さんによるクセ強めのコメディシーンが続き、思わず声を出して笑ってしまうほどの面白さ。
多感な時期の高校生を演じた芳根京子さんの目線の動きとか、ふとした表情といった些細な演技は言うまでもなく上手で引き込まれる。
キャラ弁のバリエーションの豊富さや演出のコミカルさも見ていて面白かった。
『ステップ』(シングルファザー×娘)
妻を亡くした男性による娘が保育園から小学校を卒業するまでの10年間を描いた親子の物語
約10年間という時間を、浅過ぎず詰め込み過ぎず、駆け足な感じもダラダラとする感じもなく、ちょうどよく2時間に収まっていて、見終わった後の余韻も含めて心地よい映画だった。
血の繋がっていない親子・家族を描いたおすすめヒューマンドラマ映画3選

ここでは、『血の繋がっていない親子・家族を描いた日本のヒューマンドラマ映画』を紹介します。
- 血の繋がっていない親子・家族が一つになっていく様子を描いた映画が観たい人
『海街diary』(三姉妹+1人の女の子)
鎌倉の古民家で暮らす三姉妹が、父親の死をきっかけに出会った腹違いの中学生の妹を引き取り、4人で一緒に暮らす話。
暗い話も多いけど、全体の空気感は温かくて柔らかくて爽やかでほのぼのとしていて、暗い話に焦点を当ててドラマチックにしているというよりかは、それも人生の一部と言う感じで日常の楽しいことも辛いこともゆったりとした時間の中に満遍なく描いている感じがとても心地良かった。
『そして父になる』(子供を取り違えられた家族)
病院側のミスにより6歳になる息子を取り違えられた2組の夫婦が、家族同士の交流、息子同士の交換を通じて、家族の在り方を模索していく話。
2つの家族が絵に描いたような何もかもが真逆の家族なので、映画的にわかりやすく面白かったし、親も子供も全員の演技が素晴らしかったのが印象的。
『そして、バトンは渡された』
血の繋がっていない家族から家族へと受け継がれていった家族愛の物語。
終始、独特な優しい雰囲気に包まれたすごく温かく、良い人ばかりが出てくるので、なんだか安心して観ていられる心地の良い作品。
感動や熱い気持ちになるおすすめヒューマンドラマ映画2選

ここでは、『感動や熱い気持ちになる日本のヒューマンドラマ映画』を紹介します。
- 気持ちが熱くなるような日本の映画が観たい人
- 人々が必死に戦う姿が好きな人
『Fukushima 50』(福島原発内部で起こっていた真実)
東日本大震災時、暴走する原子炉と命がけで戦った人たちの物語
津波が襲ってくる映像や津波が去ったあとの凄惨な街の様子は映像で何度も見たことがあるが、現地ではどのような様子だったのか、何が起こっていたのかを知る機会がこれまでなかったので、この映画を通して知ることができて良かった。
『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』(長野冬季オリンピックの舞台裏)
長野五輪を裏で支えたテストジャンパーたちを実話を基に描いたドラマ映画。
ガによる長期離脱もあって代表を落選してしまった西方選手を話の中心に置き、さらに24人のテストジャンパーたちの想いが加わることで、長野冬季オリンピックでスキージャンプチームが金メダルを取るまでの全体像が浮かび上がってくるような構成は素晴らしかった。
貧困や格差を描いたおすすめ社会派ドラマ映画1選

ここでは、『貧困や格差を描いた日本のおすすめ社会派映画』を紹介します。
- 貧困や虐待の現実を知っておきたい人
- 貧困や虐待によってどう人間は追い詰められてしまうのか知っておきたい人
『あんのこと』(貧困や虐待)
幼い頃から壮絶な人生を送ってきた一人の女性の実話を基にした物語。
どんなに真面目で良い子だったとしても家庭環境や周りからの救いの手がなければ落ちるところまで落ちていく。
しかし、抜け出すきっかけさえあれば何度だってやり直すことができる。
だけどやっぱり、歯車が狂い始めればまた同じように落ちるところまで落ちていくという事実を、“杏”という一人の女性を通してドキュメンタリータッチに描いているように思えた。
犯罪者や前科者の生き方を描いたおすすめ社会派ドラマ映画1選

ここでは、『犯罪者や前科者の生き方を描いた社会派映画』を紹介します。
- 犯罪者や前科者の出所後の人生について知っておきたい人
『すばらしき世界』(元受刑者の社会復帰)
人生の大半を刑務所で過ごし、最後に殺人事件を犯し刑務所に13年服役していた男が出所してからの社会での生き様を描いた作品。
主役を務めた役所広司さんの怪演はもちろん、脇を固める役者たちが素晴らしくて、一度社会のレールからはみ出したものが再び社会に戻ることへの難しさがすごく伝わってくる映画。
病気や障害持つ人々の生き方を描いたおすすめ社会派ドラマ映画2選

ここでは、『病気や障害持つ人々の生き方を描いた社会派映画』を紹介します。
- 病気や障害を持つ人の苦悩を少しでも知っておきたい人
『岬の兄妹』
足に障害がありリストラされたばかりの兄と自閉症がある妹が、生活のために妹を使って売春を斡旋する話。
内容はずっしりと重く、救いようもなく、あまりの生々しさに、映画ではなく一種のドキュメンタリーを見ているような衝撃的な作品だった。
『空(カラ)の味』
摂食障害に悩む女子高校生の苦悩を、実際に摂食障害に苦しんだ塚田監督自身の経験を基に描いた映画。
摂食障害経験者が、実体験を基にその苦しみや現実を語る様子をテレビのニュースやネット番組で見たことはあったけど、この映画はより摂食障害を持つ人への現実や心情に寄り添った映画に思えた。
あと、主人公の聡子が吐いていることに気が付いた家族が家族会議みたいなことをするシーンは、なんだかリアルでグロテスクだった。
冤罪や理不尽な逮捕と戦う人たちを描いたおすすめ社会派ドラマ映画1選

ここでは、『冤罪や理不尽な逮捕と戦う人たちを描いた法廷社会派映画』を紹介します。
- 裁判や法廷を舞台にした映画が好きな人
- 冤罪や理不尽な逮捕と戦う人たちが見たい人
『Winny』
2002年に金子勇さんによって開発されたファイル共有ソフト「Winny」を巡って起こった事件を、実話ベースで映画化したもの。
俳優陣の演技が素晴らしく、映画のメインとなる裁判シーンも見どころが多くてとても面白かった。
尊厳死や安楽死などの死生観を描いたおすすめ社会派ドラマ映画2選

ここでは、「尊厳死や安楽死などの死生観がテーマの映画」を紹介します。
- 尊厳死を題材にした映画が観たい人
- 安楽死を題材にした映画が観たい人
- 死生観について考えてみたい人
『PLAN75』(安楽死)
<プラン75>という満75歳以上の高齢者に生死を選択させる権利が誕生した日本が舞台で、申請したある女性の高齢者、申請を受け付けた市役所の職員、申請者のサポートをするコールセンターの人の三者三様の立場から死について向き合う話。
健康な人でも75歳以上なら自ら死を選択することができる点はちょっと話が飛躍しすぎだとは思うけど、制度や死についての考え方は近い将来日本でも起こる可能性があるので一度見て欲しい作品。
主演の倍賞千恵子さんの演技に胸がキュッと苦しくなる。
『痛くない死に方』(尊厳死)
一人の在宅医が、末期がんの患者を終末期医療にて痛くない死に方を迎えさせるまでを描いた作品。
例え患者が苦しむ結果になったとしてもとにかく命を繋ぐ延命治療ではなく、末期がん患者のように助かる見込みのない人たちが、平穏に過ごせるように身体的・精神的な苦痛を取り除く終末期医療(ターミナルケア)を題材にした作品。
「最後はどうやって死ぬか」「人生最後の日までどのように生きるか」などの死生観について考えさせられる。
まとめ:人々の交流や人生を描いた日本のヒューマンドラマ映画まとめ
以上が『人々の交流や人生を描いた日本のヒューマンドラマ映画』でした!
他にも面白そうな作品を見つけたらどんどん追記していきますが、「そのジャンルならこんな作品もおすすめだよ!」という映画がありましたら、ぜひコメント欄で教えて欲しいです!

それじゃあ今日はこの辺で、またねっ!